最新という機能

2007-03-26 00:41:25 | 最近、たまたま楽しいだけです。
 最新という言葉が苦手だ。何か騙されている感じがするのだ。
 旧式でも最新でも、機能はそんなに変わらない。多分、デジカメを買い換えるとして、写真を撮るという機能はどちらも備えてある。そういう風に作られている。

 何でも新しいものを欲しがる人が居る。そういう人が薄いデジカメを買うのだと思う。そして、そういう人を僕は、馬鹿だと思う。

 最小とか最薄はカメラの機能ではない。写真には関係ない。薄さ何ミリになっても、写真を撮ることに変わりはない。じゃあ、最小&最薄は何なのか?最軽量の意味は?首に下げる人の首の強度に配慮したのか?そんなんじゃない…。

 多分、「あの、新しく出たやつ?」とか「わぁ、小さい!」ってのが機能なのだ。中身なんてどうってことはないのだ。カメラは写真をとる機械で、性能や画質に言及する人は一眼レフを買うんだし。だから、最小&最薄&最軽量。

「どうせ、分かってないんだから…、小さくしとけ!!」って感じで作られているはずだ。売る方も、それが楽なんだ。分かっていない人に「コチラはですねぇ…」って言うよりも「小さくて場所も取らないし、手に持ってみてください。こんなに軽いんですよ!」って、言えるから。…馬鹿みたい。


 僕は、写真のぜんまい時計が好きだ。最新じゃなくて、30年も前に作られて、ベルトは4代目だけど、現役。上の時計は、父が初任給で買ったものだそうだ。2007年、偶に僕の腕に巻かれています。40年間、酸化をし続けているけど、時間は狂わない。(日にちと曜日は、動かない…)

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