『趣味』みたいなもの…。『信念』みたいなもの…。

2006-07-18 23:32:28 | 20XX年うつうの旅
16日僕は早池峰近辺の『巨木の里』を訪れた。前日、2時間しか寝ていないのにも関わらず、僕は孝一郎(車)を走らせ、携帯電話の電波圏外の地で側溝にはまり、窮して、たまたま居合わせた善良な喜助に助けられた。冗談の体を成して詰め込むだけ詰め込まれた休日はたまたま僕の誕生日だった。帰ると、恥ずかしいけど玄関にプレゼントが置かれてあった。アルミマット2枚、折りたたみ椅子1脚、木炭6キロ、玉ねぎ1キロ…その全てに「寄贈 2006年7月16日」と書かれていて、そして最後に小さく父の名前が乱暴に油性ペンで書かれていた。

今朝、YPギャラリーを訪れた。ここでも度々登場している新里陽一の住処で、昨日の狂宴の会場。僕の貸したCDプレイヤーから流れてくる音を意識しつつドアを開けると…新里陽一は一睡もしていないのか、奥田民生のCDに向かって説教していた。僕の耳に飛び込んで来たのは「恋なんてするんじゃねーよ!!」 前後関係は分からないが…殆ど怒号、そして何だか切実。

僕を確認すると新里はこう言った。
「コーヒー飲んでいいから…少し、一緒に居てくれ…」笑えるほど哀願に近い。
(コーヒーはどれだけ偉いのか?)

前日の僕らは昼間から酒を飲んでいた。確かに飲む理由はあったけどそれほど大したものではなかったと思う。夜に入った僕は既に酩酊していて、ただただチューニングの合っていないギターを弾いていた、と思う。何時に帰ったのかすら覚えていない。携帯電話もホンの数分前に見つかった。


冗談のような、漫画のような日常は毎日が昨日とは違うし、似てもいない。毎日が新鮮で、毎日違う人と違う話をして、毎日が昨日より馬鹿馬鹿しい。信念とは言い切れないが、信じてもいい馬鹿馬鹿しさがある。


そして、今日は祈ることが増えた日だった…。増えた?日々祈る人間ではないので、増えるどころか…?まぁ、素人同然なんだけど、日課に祈るという行為が追加された。何に向かうのか、向けるのかも分からないから、願いは身近にある親近感の持てる、巨木とかそういうものに向けようと思う。祈ってから、寝る。

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3 コメント

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Unknown (hanamizu)
2006-07-21 01:40:06
http://www.singersonger.com/top.html



今日と言う日。今日の音。いつの日にか思い出すであろう音、そして情景。
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試聴してみました (いちごや)
2006-07-21 08:45:29
こういうサウンド、好きです。CDもってんの?
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これ、いいんですよ。 (hanamizu)
2006-07-21 10:24:06
「COCCO」も「くるり」も好きだからCDを聴いてみたらいいですね。1年ぐらい前のやつなんですけど、最近聴いた。



何たって『SINGAERSONGER』ですからね、カッコイイですね。
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