「朝焼けを見に韓国岳へ行こうか?」
「お天気今ひとつじゃないの~~」
「そこなんだけど、快晴より雲が有った方が焼けるかな~と・・・」
「かけやね・・」
天気予報は晴れ時々曇り、雲画像予測を見ても高い雲が有ります。
しかも午前中は弱い気圧の谷が通過!「良いんじゃない!!?」「撃沈最悪か最高万歳か賭けやね」
午前1時に宮崎市を出てえびの高原駐車場に2時過ぎに到着、数台の車が車中泊中。
日の出時間は6時8分、東雲の空が始まるのが約5時、ゆっくり登るので1時間30分前に、
登山口出発は3時半発です。
1時間の仮眠をして、3時半に登山開始、身体は中途半端な睡眠で...まだおやすみ中ですが無理矢理歩きます。
硫黄山までの探索路をパンを食べながら歩き、やっとエンジンがかかり始め....。
4合目付近になると、「こんな小石有った?・・」「敷いたんじゃないかな」
この小石がゴロっと滑るのです!!「歩きづらいね!!」「せっかく整備していただいて文句は言えないでしょう」
踏み跡は小石のない所に有り、「みんな小石を嫌って歩いてる!」などと文句を言いながら9合目、
東の空を見ると「始まった!!!!!」
時間は5時!「予定通りやね」「太陽は遅れる事無いよ」「私達の行動が!!」「・・・」
白け始めた東の空と、-1等星のシリウスが輝いて・・・この位の感じが大好き「早く登らないと!」
以前から風よけに使っていた岩陰が崩れ、最近危険な状態になってしまい、
新しい場所に「ここなら良いね」
お湯を沸かしたり、重ね着をしていると、その間もどんどんショーは進みます。
早く!!!!ここで1枚
ちょっとしたハプニング発生!!
お湯を沸かしカップ春雨とα米の五目ご飯にお湯を入れた直後
「あ!!!!!~お湯こぼした」「今日に限って予備の水一滴も無いよ!」いつもは多少の予備の水が有るのですが...。
「ポットのコーヒーを少し沸かして入れよう」「えぇぇ~~」「薄いコーヒーやから大丈夫」
それがこの画像、醤油味のスープでは有りません、インスタントコーヒー入りの春雨です。
「まあ食べられる」「まずくは無いね」
そうこうしているうちに、ショーは・・・進み・・期待どおり?・・・
「焼けてきた」「雲がもっと有れば・・・」
数分の出来事でした、頭上の薄い雲が輝き・・・・・
その後すぐに赤みは消え・・・次は日の出を待ちます。その間にお決まりの構図で・・
東の水平線に雲が有るので10分近く遅れての日の出です。
雲海はほとんど無く、都城や高原のの町が見えます。
「この光、目に良いんだって」「そんなの聞いたこと無いよ」「私は有るよ」「・・・」
日の出のショーも終わったのでお片付けをして、下山します。
その時、山頂に居たもう一人の方、西洋系の外国人だったのですが、手振りで私達を指さして『カメラでパチリ』の仕草、
サービス精神の旺盛な方で色々の角度から2人の写真を撮っていただき、
「セェンキュー、ウエァドゥユカムフロム」「ノォゥスピークイングリッシュ」「?」「OK」「!!!???」
何処からの方だったでしょうか?。
「言葉が話せなくても・・何処でも行くんだ~~」「何とかなるもんだよ」
親切なお兄さん「ありがとうございました」
そんなことがあって・・お別れにバイバイの仕草をして・・・下山です。
韓国岳の陰に向かって・・どんどんと下ります。
誰一人すれ違うことなく、5合目、「疲れた・・・」「何で!」「靴かも・・・」「今日はゆっくりだな~と思ってた」
2合目付近でやっと数人の方とすれ違い、下山してきました。
ところで今回、靴の初おろし!!「どう」「・・・・」今ひとつのようで、めずらしく「膝が疲れた・・」
駐車場を8時前に料金を支払わず出て、
帰りに生駒高原のコスモスをちょっと拝見!!!。
園内に入ると入場料がいるので、外からだけです。
「これ昔のコスモスやない~?」「・昔?・」「昔は橙しか無かったよね~」「そう言われると・・・?」
同年代の皆さんコスモスは昔、橙色でしたか?
この頃から気圧の谷の影響で曇り、日差しが見え隠れし始め・・・。
後3時間早かったら・・もっと空全体が真っ赤になったかも?
この計画を思いついたのは、コメントをいつもいただく方のブログ(山の散歩)で、
朝焼けの雲がオレンジに輝いていたのを見て・・高い雲が沢山ある時に行こうと思いついたのでした。
結果はまあまあでした。
しかし日の出のショーも見られたし、満足かな。
登山口3時半で山頂5時、1時間半ゆっくりして、山頂6時半に出て7時半に下山、2時間半のお山歩でした。
紅葉の季節ですが....お互いに色々予定が有って.....なかなかお山歩に行けそうにありません。
次は月末の久住テント泊かも・・・