リクエストが有りましたので、工作日記を書くことにします。
USB パッドを修理するにあたり、必要な物
1)半田鏝一式
最初に買うのは 25W 前後のセラミックヒーター式がいいのでは
熱量を見てワット数の大きいもの小さいものを追加で買う感じ?
後は糸半田とコテ台くらい有れば良し?
2)テスター
デジマルの小型の物でOK
3)工具
ニッパー、カッターナイフ、ワイヤーストリッパー(値は張るが便利)
半田吸い取り線
4)USB ツインチャージャー(基板)
100円屋で売っている USB A 端子の分岐基板ケーブルの接続を
確認するのに便利。調査するケーブルをこの基板のコネクタに
接続して導通を確認します。
ケースはプラのピンが押込んで固定されているので、フタ
(印字のある方)を持ち上げれば簡単に?分解できます。
基板の端子シールドと短絡しているのがUSBの4番ピンです
というワケで写真のオス/メス共に左から順に1~4になります。
今回の犠牲者は次の USB 延長ケーブルです。
メス側 10cm くらいの位置で切り落とします。
メス側は何か別の機会に使用しましょう。
オス側のケーブルの先の被覆を 3cm くらい剥がします
カッターで軽く一周刃を押し当てれば切れますが、中の
4芯の被覆は出来るだけ切らないように浅く入れましょう。
各芯の先端を 4mm くらいワイヤーストリッパーで
被覆を取り、中の芯線がバラバラにならないようにネジり、
予備半田(半田をより線に吸わせる)します。
今回使用した延長ケーブルは流石中華なブツで内部の
芯線がシールドされていないブラボーな造りです。
しかも端子のシールドはフロート状態です。
ツインチャージャー基板に繋ぐと4 番ピン(GND)が
コネクタのケースと短絡状態になっているので、向きの
判別がしやすいです。