正月が近づき 着物の話になった時、
「私の着付けの免許を さえちゃんに貸してあげてから!返してくれない」
と、言い出し、、
そんな事ある訳ない、
さえは、着付け免許貰ったとしても 着付けの先生にもなれないし、
持って行ってしまうわけないよ!
と、とくとくと、母に説明したのですが(認知症です)
母は、泣いて、
「酷い子や、人のもんとって!」と、興奮したまま 元旦を迎える羽目になりました。
このメモは、
「さえちゃんに、渡して」と、母が、書きました。
(着付けのめんじよー、うしのうてて、まだかええてこない)
と、書いてあります。
(うしのうたらごめんと 言えばいいのにな)
と、震える手で。
掃除をしていて、見つけました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/54/faaba69353e5e6dbf803474fa20f21dd.jpg?1640502856)
その時は、母の興奮をどうしたら抑えられるか?
ない知恵を絞り、
NETの画像を取り出し 名前を書いて 出てきたよ!と渡そうか?
必死でした。
その夜、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/78/839d957002b793c5c62b107883fad77f.jpg?1640503285)
(着物の書上なかってももういらないよ)とメモ書きを私に渡し それで母の興奮は 収まりました。
その頃は、毎日、
物盗られ妄想 が酷く
毎日 あれが無い!誰かが盗った!酷いわ!
と、騒ぎ 私のメンタルは 限界でした。
そんな母へ、
年賀状を書きました。
施設で 受け取ったら、
喜んでくれるでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/13/d7b1a91435811d77a3b0a7f993e10c05.jpg?1640503780)
一昨年前の誕生日を曾孫に囲まれ祝った
満面の笑顔の、この写真を使いました。