日々の移ろい

昨夜の姑(95歳)

娘二家族と京都の夕餉を楽しんだ私達夫婦は、

帰宅し 姑の顔を見て

驚いた。


昨日は、朝8時半に家を出て 10時前に帰宅した

その間約14時間余りを
一人で過ごしていると

寝てばかりだったのだろう。

はい、昼ごはんですよ、夜ご飯ですよ

と、いう声掛けがないと時間の概念がなくなり、

一人暮らしの超高齢は こうして 衰弱していくのかと、 想像がつく。

焦点の定まらない表情の姑に、
え?!認知症になった?

と 驚いた。

また 用意していった2食分も、手を付けてなく

「忙しい時間に用意していったのに なんだー!」

と、
夫の怒鳴るほどの大声が響いた。


この3週間程、
入浴していない姑に、

お風呂入りましょう と誘っても 昨夜も嫌がられたが、

流石に夫も、また爆発。

姑は、汚れていないし、誰の迷惑にもならないから入らない などブツブツ言うが、

「何を言ってる!臭くて臭くて わからんのか!」

転びそう、
(入ると)エライ(しんどいの意味)、
と、理由を並べての押し問答の末、

ドアの向こうで 倒れないか いてやるから入れ!

と、姑は自分で浴槽の中で体を洗って

3週間ぶりの入浴を終えた。

4年前亡くなった父(パーキンソン病、ショートスティ等を利用しながらの自宅介護)は、

全て 私が入浴介助した。

様々な介助用品も介護保険を使い 購入し、

入浴を促すと、姑の様に頑なに嫌がることもせず

洗って、

着替えさせていた。

要支援1の姑と、要介護2の父とは比べられないけれど、

この夏を乗り切れるかな?と、頭をよぎる姑の衰えを見ていると、

もう少し 我々に体も預けてくれると接しやすいのに と、思った昨夜でした。



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