日々の移ろい

パーキンソン病

女優の赤木春恵さんが、亡くなった。

94歳。

パーキンソン病を患い 不自由な生活をなさっていたでしょうね、と 父の晩年を思い出し 母と話していた。

原因不明のこの、病気。

小刻みな歩行から始まり、
筋肉、関節や骨が固まって(拘縮)

転んだり いつしか歩行困難になり、
寝たきりに、

それから ショートステイを利用し

食べ物も飲み込めなくなり 誤嚥性肺炎を起こし、

栄養状態が悪くなって 褥瘡も現れ

食べられなくなって やっと入院出来た。


当初は パーキンソン病とは分からず 母も苛立っていた。

転ぶ、粗相をする、など、手に負えなくなり、

いつまで続くのか、父の介護 と 悩んだ先に 入院という形で 
突然の幕引きとなり、母と私の肩の荷は
降りた。


あの頃の事は やれるだけやった!
と、後悔はない。


赤木春恵さんの訃報を知り、

母と 父の介護を振り返っていた。
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