日々の移ろい

永大供養納骨祭

「ここ2、3年のこの日は とても暑い日でしたが、
今日は 心地よい風も吹き抜けるほど 良き日となりました。」

と、11時に 僧侶のお話で始まった 永代供養納骨祭。

集まったのは 10組ほど?の私たちのような家族。
小さなお子さんから 6,70歳と思われる方など 様々。
母と私は 喪服に近い服装で、他の方々も 喪服の方が多かった。

日蓮宗の祭事の様子は 初めて経験した。

お2人の僧侶が唱える お題目?と 手に持った払子(はっす)が振られ、
順にお焼香をし、約1時間ほどの納骨祭が 終わった。

最後に この塔の後ろに回り 納骨される扉を見て、
この墓の入り口に お父さん!と 手を合わせた。
ここには もう既に 500名ほどの方が眠っておられるそうだ。


母は 平和公園を訪れたのも初めてなので、
永大供養墓より 伊勢市の公立の墓地よりも 広い墓地に関心を示していた。

場所は 夫の父が眠る墓や 姑の家の墓の 
丁度真ん中に位置し これから私も 夫と参りやすい位置だった。

滞りなく 父の納骨まで済ませることが出来 母も 清々しい顔をしていた。

若い頃 墓の契約をしたが、反古にして以来
生前 父と墓の話はしていなかったから
今頃父は この状態に なんといっているだろうか?

きっと良い墓を見つけてくれて ありがとうと言っているよ!
と、母が頷いていた。母もいつの日か この地に眠ることになる。


 
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