今日は日差しがなく 薄ら寒い。
庭を眺めていたら そんな中でも 花桃の一枝に
ふっくらとした蕾が
春が待ち遠しい、この季節。
今日の新聞の投稿欄に、
この春から下宿をはじめる娘さんを思う お母さんの声があった。
いつもなら待ち遠しい春、
でもこの春は 寂しくなる というような内容だったかな。
こんな時期もあったな・・・、
と頷きながら。
父を想う。
春には 父は居ないかもしれない。
介護中は 手を焼き 苦しい日々だった、
けれど今は
ただベットの上で 横たえている姿が 悲しい。
ひな祭りには 京都に住む孫娘に 花桃を抱えて
会いに行きたいけれど、
父のことがあるから 実現できないでしょう。
