兄は片親となった母親とは暮らさず、長男の責任を行使していない。
定年前の早期退職を募られていた頃
弁理士試験に受かり、事務所開設。
希望が叶い順風漫歩の人生をこれからというときに
脳腫瘍になってから行き違いがあり、私とは一度も話していない。
今は、味覚もなく、うつ状態であったりと状態は良くないと聞いている。
弟は、夫と1学年違い。
二人に比べ鷹揚な性格で、人当たりが一番よい。
姑と一度一緒に暮らそうと20年位前に持ちかけたが、
実行にはいたらなかった。
姑には、弟がいる。82歳。
この叔父は同じ県に住んでいる。時折電話で近況報告や
お墓のことで連絡をよくしている。
叔父には2人の娘(一人は他県在住)がおられ、
一人娘である私のことや私の両親の事を
よく気にしてくださっている。
姑は、この弟に、今回の夫の病気について話をしたいそうだ。
私も友人に聞いて欲しいと思ったときがあったからよく判る。
しかし、自分から「夫が肺癌になりまして・・・」とは言い出せない。
相手から連絡が入ると、「実は・・・」と打ち明けて、
みなの困った反応にかえって同情した。
姑は、電話でこの話をしようかと迷っていた時、
夫に尋ねた。
叔父はきっと「おねえちゃん、これからどうするの?」と聞かれ
「Sちゃんのところに行ったら?Y(私)さんのご両親にも悪いでしょう!」
といつものように言われるに決まっている。
と、夫は姑に言ったそうだ。
そうしたら「それなら今すぐ、電話では話にならないから、連れて行って!」
と、突然 姑は 弟(叔父)の家に行き相談してくる!といいだしたそうだ。
夫は、今週は忙しいから、11月に入ってからにしてくれ!と。
夫が、肺癌手術後の病理検査の結果が、リンパにも転移していて
これからが心配となっていたら、私は姑への配慮ができなくなる。
姑も、姑の夫(つまり夫の父)を胃がんで48歳でなくしている。
もし万が一、わたしにそのときが訪れたなら、
夫に専念したい!
そんなときには 夫も、弟の家に転居してくれ!と、姑に伝えていた。
姑も、当然のこと!と、納得していた。
しかし、診断結果 ステージはⅠb期と検査結果がでて、安心し
姑とは、これまでとおりの生活を送っている。
夫の調子が悪くなったら、
姑に引越しをして!というのも、この頃は何だか気の毒な気持ちにもなってきた。
こんな高齢であっちへ行ったりこっちへ行ったり・・・。
また、引越しとなると、ひとりではいろいろな手続きが無理。
きっと 私にこれ以上の負担がかかる事になる。
なんて考えている、いまの私である。
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