日々の移ろい

ローマの休日

一日自由の日があった。

前日、円形闘技場のコロッセオ・コインを投げ再訪を願うトレビの泉・
オードリペップバーンがゲラートを食べていたスペイン階段(両脇に皐月の花が満開で美しかった)
などをガイドさんと歩いたので、それ以外の場所に行った。

ホテルはローマの玄関であるテルミニ駅の二つ目のメトロの出口にある。
立地条件が最高のホテル。
ここからまず楽しみにしていた、毎週日曜に立つ骨董品市場に出かけていった。

何かイタリアでの記念になる品を探そうと、ホテルからタクシーに乗り
ポルテーゼ門まで移動した。12ユーロ。門前から約1キロにわたって露天商が並ぶ。
映画の「自転車泥棒」にも登場する伝統の市場。
人や車でごった返していた。

タイや韓国のバザールとはまた雰囲気が違って地元の落ち着いた感じの方々が
集まってきていたみたい。
画商や骨董やさんも店を出し、品を並べたところを歩くのを楽しみにしていたので、
高揚した気持ちで、でも人ごみの中スリには気をつけて歩いた。

ベニスからフィレンチェまでの移動の間車窓で目にし続けていた、トスカーナ地方の風景!
それを描いたポピーの花満開の風景画が目に留まった。
私達が目にしたのは、ポピーは2部咲きほどではあったが、
来週にはきっとこの地方一帯がポピーの花で覆われる。

こののどかなトスカーナ地方の絵を買って帰ろう。
でも、スーツケースには入りきらない。手荷物で機内持ち込みにするべき?
少し大きすぎるから諦めたほうがよさそう・・・と、グラッッチェと帰り始めたら、
その画商、「先ほどの半分の値段で良いから・・・、
機内のも持ち込めるよ!バッゲージに置けば良いよ」と。

そんな・・・値段にしていただけるなら・・・即 買った

毎回海外旅行に行く度、手荷物で思い出が出来る。
今回も案の定、手荷物にも出来ない大きな買い物をしてしまった。

その夜、ホテルの別途の上で、夫と隣の新婚さんとは違った?格闘をした。
油絵の木枠を外して、絵を折り曲げて手荷物にしようと考え、
木枠についた金具を外すのに2時間ほど戦ったのだ。

この絵を見た3女は、この部屋に友達を招きたくなったと、
絶賛の声を上げてくれたから、苦労して持ち帰ってよかったと、
今はとっても良い記念この絵は、イタリア旅行での一番のお土産
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