久しぶりに吐き出しておかないとアタマとココロぱんぱん。
今回のウィルス対策にかかわっておられる医療従事者の皆様、厚生労働省クラスター班(名前あってる?)の方々の
献身に心より感謝を申し上げることから始めたい。本当にありがとうございます。
さて、以下は素人なりに理性的に考えてみたら、なので間違いがあればご指摘を。
あと長すぎるから読むのが大変ですよ。
■緊急事態宣言を出すべきだという意見があちこちで見られるが、宣言されたとして現状との有意な差は
(いわゆる「特措法」によると)
1.大規模で人の集まる施設の利用停止要請・指示
2.臨時の医療施設開設のための土地・家屋等の使用(まずは所有者の同意。なければ収用)
の2点程度であるように思う。
やはりまずは要請なのであり、その後指示があるのが少々強いがそこまで大きな差とは思えない。
特に2は後述する医療崩壊を防ぐためにとても大切なことではあるが、すでに自治体から要請されているし
要請されなくても、アパホテルや楽天の施設のように名乗りを上げてくれている奇特な方々がおられる。
ちなみに宣言が出たら補償がセットになってるという訳でもない(実際は別途補償される可能性が高いとは思うが)。
あとは、語感のキツさから「緊急事態宣言が出たんだから」と
今まで無駄に外出していた人までが控えるよう自覚する効果は期待されるかも(そしてそれが実は最大の意義かも)。
余談だけど、「~宣言」ですら前述なので、「ロックダウン」すべきとまで言う人には
日本にはそのようなシステムはないし(富士山噴火とか内乱・戦争勃発とかを想定したものならある?)
そもそも海外のように本当にロックダウンされちゃうと、銃を持った警察や軍隊が街に立って
外出したら多額の罰金を取られたりその他大幅に私権が制限されることになるんだけれど
それでも構わないという意識でいるのかなぁ(ルー的に言ってるだけ?)と疑問を感じる。
■現状とこれからについて
この騒ぎがある程度落ち着くのは(大多数の人がもう大丈夫と思ったときなのだが)
1.医療崩壊が防げていて
2.治療薬またはワクチンが使えるようになっていて
3.感染爆発が起こらないと予想される状況になったとき
といえるだろう。
喫緊の課題はとにかく1.でそのために厚生省や各自治体担当者、各医療関係者が様々な努力をしてくださっている。
マスク、防護服、人口呼吸器、人工心肺装置、軽症患者用施設といったハードから、そういった器具を使うことができる人材確保、保健所や医療施設を効率よく疲弊しないように運用するシステム構築などなど、やるべきことは多すぎるが
関係各位が八面六臂の働きをしながら持ちこたえてくださっているのだ。
クラスターを潰して感染者数を抑えつつ、死者数をここまで抑える医療体制。その素晴らしい仕事ぶりには敬服するしかない。
1.に関してはまずは医療従事者を守るマスクと防護服の確保が大切であるとともに、軽症患者用の施設の確保とともに
そこの管理者を置くことが必須となる。これができてから初めてPCR検査を激増させるべきだ。順序がとても大事。
2.はワクチンは来春までかかると聞くが、治療薬は3月5日にも書いたようにアビガンをはじめいくつかが超速で準備されていると聞く。こちらを法整備によって異例の早さで世に出して欲しい(副作用は妊婦さんと極一部の既往症を持つ人だけのハズ)。
3.もうしばらくしたらPCR検査よりも簡便安価で精度も高い抗体検査を行って欲しい(と素人が言わなくても調査するのでしょう)。若者を中心に一定の集団免疫ができていればやはりこれも2.に加えて安心につながる。
これらの話は実は新型コロナがまだほぼダイヤモンドプリンセス号中心だったころ専門家の方から聞いた話のままである。
すなわちまずは水際対策をするがもし侵入を許したら感染者数のピークを抑えて医療崩壊を防いで耐えながらピークを越えて終息するのを待つ。大筋は筋書き通りなのだから、あとは我々国民一人一人がとるべき行動を地道にとり続けることだ。
♯オマケ
■細かいこと(一部の人に対する批判があります。気になる人は読み飛ばして)
1世帯2枚の布マスクについて。早くから自作している者としては我が意を得たり!
PCR検査数の少なさについて。前述の医療崩壊防止から至極妥当。
1世帯当たり30万円の給付について。条件があり手続きが煩雑であるが、仕方ないことだ。
手続きが面倒なのは大金が動く以上当然。そんなに簡単に血税から支出するわけにはいかない。
MMTが眉唾な現状では財政支出は子どもたちの将来の借金であることを忘れてはならない。
収入によって制限があるのも当然(資産も調べてほしいけど)。本当に苦しい人に優先的に渡るようにするのが第一。
もちろん私だって頂ければ家族や会社のことを考えればメチャメチャうれしいし助かるが
おそらく世の中にはもっと大変で給付を受けるべき人がいるのだろうと思えはガマンでしょう。
これらのことにその背景・事情・メリットデメリットなど多角的に考察することなく延髄反射的に批判または嘲笑する
人たちは大抵がそれによって利益を得る人(視聴率が欲しいとか注目を得ることで利益を得る個人・政治家)または思想信条的にそう考えざるを得ない人のように思う。
表現の自由は最大限に尊重されるべきだと思うので否定はしないが(思想信条はさらに尊重されるべき)
この国難に際して誤った情報で最前線で戦う人間の士気を下げたり
人々のガス抜きならまだしもそれ超えたレベルで煽ることは
事態を好転させることに役立つとは到底思えないのだが。
今回のウィルス対策にかかわっておられる医療従事者の皆様、厚生労働省クラスター班(名前あってる?)の方々の
献身に心より感謝を申し上げることから始めたい。本当にありがとうございます。
さて、以下は素人なりに理性的に考えてみたら、なので間違いがあればご指摘を。
あと長すぎるから読むのが大変ですよ。
■緊急事態宣言を出すべきだという意見があちこちで見られるが、宣言されたとして現状との有意な差は
(いわゆる「特措法」によると)
1.大規模で人の集まる施設の利用停止要請・指示
2.臨時の医療施設開設のための土地・家屋等の使用(まずは所有者の同意。なければ収用)
の2点程度であるように思う。
やはりまずは要請なのであり、その後指示があるのが少々強いがそこまで大きな差とは思えない。
特に2は後述する医療崩壊を防ぐためにとても大切なことではあるが、すでに自治体から要請されているし
要請されなくても、アパホテルや楽天の施設のように名乗りを上げてくれている奇特な方々がおられる。
ちなみに宣言が出たら補償がセットになってるという訳でもない(実際は別途補償される可能性が高いとは思うが)。
あとは、語感のキツさから「緊急事態宣言が出たんだから」と
今まで無駄に外出していた人までが控えるよう自覚する効果は期待されるかも(そしてそれが実は最大の意義かも)。
余談だけど、「~宣言」ですら前述なので、「ロックダウン」すべきとまで言う人には
日本にはそのようなシステムはないし(富士山噴火とか内乱・戦争勃発とかを想定したものならある?)
そもそも海外のように本当にロックダウンされちゃうと、銃を持った警察や軍隊が街に立って
外出したら多額の罰金を取られたりその他大幅に私権が制限されることになるんだけれど
それでも構わないという意識でいるのかなぁ(ルー的に言ってるだけ?)と疑問を感じる。
■現状とこれからについて
この騒ぎがある程度落ち着くのは(大多数の人がもう大丈夫と思ったときなのだが)
1.医療崩壊が防げていて
2.治療薬またはワクチンが使えるようになっていて
3.感染爆発が起こらないと予想される状況になったとき
といえるだろう。
喫緊の課題はとにかく1.でそのために厚生省や各自治体担当者、各医療関係者が様々な努力をしてくださっている。
マスク、防護服、人口呼吸器、人工心肺装置、軽症患者用施設といったハードから、そういった器具を使うことができる人材確保、保健所や医療施設を効率よく疲弊しないように運用するシステム構築などなど、やるべきことは多すぎるが
関係各位が八面六臂の働きをしながら持ちこたえてくださっているのだ。
クラスターを潰して感染者数を抑えつつ、死者数をここまで抑える医療体制。その素晴らしい仕事ぶりには敬服するしかない。
1.に関してはまずは医療従事者を守るマスクと防護服の確保が大切であるとともに、軽症患者用の施設の確保とともに
そこの管理者を置くことが必須となる。これができてから初めてPCR検査を激増させるべきだ。順序がとても大事。
2.はワクチンは来春までかかると聞くが、治療薬は3月5日にも書いたようにアビガンをはじめいくつかが超速で準備されていると聞く。こちらを法整備によって異例の早さで世に出して欲しい(副作用は妊婦さんと極一部の既往症を持つ人だけのハズ)。
3.もうしばらくしたらPCR検査よりも簡便安価で精度も高い抗体検査を行って欲しい(と素人が言わなくても調査するのでしょう)。若者を中心に一定の集団免疫ができていればやはりこれも2.に加えて安心につながる。
これらの話は実は新型コロナがまだほぼダイヤモンドプリンセス号中心だったころ専門家の方から聞いた話のままである。
すなわちまずは水際対策をするがもし侵入を許したら感染者数のピークを抑えて医療崩壊を防いで耐えながらピークを越えて終息するのを待つ。大筋は筋書き通りなのだから、あとは我々国民一人一人がとるべき行動を地道にとり続けることだ。
♯オマケ
■細かいこと(一部の人に対する批判があります。気になる人は読み飛ばして)
1世帯2枚の布マスクについて。早くから自作している者としては我が意を得たり!
PCR検査数の少なさについて。前述の医療崩壊防止から至極妥当。
1世帯当たり30万円の給付について。条件があり手続きが煩雑であるが、仕方ないことだ。
手続きが面倒なのは大金が動く以上当然。そんなに簡単に血税から支出するわけにはいかない。
MMTが眉唾な現状では財政支出は子どもたちの将来の借金であることを忘れてはならない。
収入によって制限があるのも当然(資産も調べてほしいけど)。本当に苦しい人に優先的に渡るようにするのが第一。
もちろん私だって頂ければ家族や会社のことを考えればメチャメチャうれしいし助かるが
おそらく世の中にはもっと大変で給付を受けるべき人がいるのだろうと思えはガマンでしょう。
これらのことにその背景・事情・メリットデメリットなど多角的に考察することなく延髄反射的に批判または嘲笑する
人たちは大抵がそれによって利益を得る人(視聴率が欲しいとか注目を得ることで利益を得る個人・政治家)または思想信条的にそう考えざるを得ない人のように思う。
表現の自由は最大限に尊重されるべきだと思うので否定はしないが(思想信条はさらに尊重されるべき)
この国難に際して誤った情報で最前線で戦う人間の士気を下げたり
人々のガス抜きならまだしもそれ超えたレベルで煽ることは
事態を好転させることに役立つとは到底思えないのだが。