かくれんぼの雑記帳

前向きに生きるためのエンディングノートとして、日々の喜怒哀楽や驚き、感動、考えたことを記録します。

冬山散策:冬の上高地「河童橋・明神池」その2

2020-02-23 20:01:08 | 旅行
トンネルを抜けた後、大正池までの間は、雪崩が起きている箇所があり注意が必要です。

大正池でトイレ休憩して、スタートから2時間弱の道中で河童橋に到着。


うーん、静か。。このあたりにはまだ私たちのように散策している人も少しいますが、
他のシーズンと較べようもないほど、落ち着いています。

橋を渡り、梓川の北側を歩きます。自然探索歩道は歩きにくいので、並行している
工事用の道を明神池まで。

梓川の支流は明神池からの湧水が流れ出し、冬でも川底の藻が枯れません。おおー。


3時間と少しで明神池に到着。少し雪が舞う明神一之池。
「神秘的」という言葉は多分こういう時に使うのでしょう。

それに、夏は有料ですが、冬は拝観料を取られることはありません!

明神二之池。大変静かです。
この日、河童橋から先、ここまで来ている旅行客には1人も会いませんでした。


神社の軒下で昼食休憩。神社隣接の山小屋は宿泊のみ営業しているそうです。
明神橋を渡り、梓川の南側の歩道から戻ります。この時間帯が一番天気が良かった。


上高地のバスターミナルまで戻ってきました。スタートから5時間ちょっと。
人っこひとりいません。ターミナルにも車は一台もなく。

仰ぎ見るは明神岳(穂高連峰)。奥の主峰は雲にかかって見えませんでした。少し残念です。

大正池の先からは吹雪になりました。
スタート地点にある中の湯温泉の売店で宿に電話し、迎えの車にきてもらえます。
この辺の配慮はとても行き届いています。全行程は約7時間でした。

翌朝は部屋から見る景色は一面真っ白の別世界。

日程が1日ずれていたらおそらく終日温泉でゆっくりしていたことでしょう。。

全体的に満足感の高い旅になりました。冬の上高地、とても素晴らしかったです。
友人は疲れたようですが、私はお正月に行った丹沢登山の7時間と較べると、
体が楽すぎました。もっと疲れたかったなー。

病気以外で平日に会社を2日続けて休むことなどないのですが、
やはり2泊3日だと日程に余裕があるので、気持ちも落ち着きますね。


冬山散策:冬の上高地「河童橋・明神池」その1

2020-02-23 18:36:21 | 旅行
先週のことになりますが、2/16(日)~18(火)の2泊3日で上高地に行ってきました。
冬以外の季節は世界各国から旅行者が訪れる日本でも有数の観光地でしょう。

しかし、冬に行くという人はほとんどいません。
上高地までの道路が閉鎖され、途中から徒歩で2時間あるかないと
たどり着けないからです^^。

さて、「雪原を歩きたい」という友人の希望に沿ってプランニング。
新宿からあずさに乗って松本まで。
天井のランプを見る限り、予約している人は多かったはずなのですが、
新型コロナウィルスの影響でしょうか、極端に乗客が少なかったです。

中の湯温泉の送迎バスに乗ります。松本駅から結構遠いので、ありがたいです。
乗客は10人ぐらいのグループ(冬の焼岳に登山するのでしょう)1つと、
私たちのような少人数のグループがいくつか。

道中は雨でした。もっと雪深いと思っていたので、拍子抜けです。
実際に歩く月曜日の天気はまずまずということで、期待。

中の湯温泉はホスピタリティが効いている良い旅館でした。
食事や部屋にはお金をかけませんが、全体的にとても良かったです。
お昼用のおにぎりを追加注文しましたが、良心的な値段でした。

朝も上高地の入口(釜トンネル)までワゴンで送迎してくれます。
これで1時間近く道中を時間短縮できます。

入口はこんな感じ。かなりの圧力を感じます。8:45頃出発。
本当にトンネルを歩きます。ただし、工事の車や、一部影響している山小屋の
車は入れますので、少々危険。1台だけ通過しました。


釜トンネルは電灯もなく、完全な暗闇です。懐中電灯が必須です。
歩いている3人組のグループを抜かしましたが、他には誰とも会いませんでした。

次の上高地トンネルは、トンネル内に明かりがあるので、大丈夫です。


50分ほどで大正池に到着。静寂に包まれています。。
天気も登山ではないし、吹雪とかじゃなければこのくらいで十分かなと。


目指す明神池はまだまだ先です。