映画：「エジソンズ・ゲーム」

原題：「The Current War」

もう1か月以上前になってしまいますが、錦糸町にレイトショーを観に行きました。

コロナワールドになってから、映画を観に行く習慣が希薄になりましたね。
ただ座席は確実に1つおきなので、隣に人が座る圧迫感というのがなく、その点は嬉しいです。

シナリオは19世紀末のアメリカで起こった、電気の標準を巡るビジネス戦争を生き抜いた
人々を描いています。
もちろん電気と言えばエジソン、と思いきや、それ以外の魅力的な
実在の人物も多く登場します。話のテンポが良く、最後まで飽きさせません。
電気の標準を巡る戦いでは、エジソンの一人勝ちという話ではないことがわかります。

パンフレットに面白いことが書いてありました。

エジソンは映画の中でも電球以外の様々な発明をしていますが、
発明品には「トースター」もあります。

それまでアメリカは1日に二食の食習慣でしたが、「トースターで手軽に朝食を食べましょう」
という広告を打ったことで、朝食の習慣が普及したのだそうです。

「トースター」はエジソンの他の発明品よりも地味かもしれませんが、
このあたりの戦略というのは、本当の意味で新しいモノを生み出すのが
難しい現代でも通じるところかなと思います。

まぁ、個人的にはあと10年もすれば「1日2食の人の方が、健康寿命が長い」
というエビデンスが一般的な常識として広まっていると思っているのですが。。

登山：羊蹄山（後方羊蹄山） 比羅夫コース その3

頂上から時計回りにお鉢巡りをします。
岩場の連続でマークが少なく、確認しながら行かないといけないので神経を使います。

途中の眺めはこんな感じ。天気がさらに良くなって素晴らしいです。
風もほとんどありません。


高山植物も様々なものが咲き乱れていました。


しばらく緊張から疲れを感じていませんでしたが、
40 分くらいで岩場が終わって、真狩コースの分岐点にでると、どっと疲れが。。


この先小屋跡まで再度登りになりますが、景色が良くて足はまだ進みます。
スマホでもこんな写真が簡単に撮れます。キクバクワガタかな？


小屋跡でたくましいエゾタンポポです。


小屋跡と山頂、比羅夫下山路の三叉路（9合目）に到着したのが 10:15頃。
ここでお花畑も終わりに近づき、下山路で足に力が入らなくなりつつあります。
こんなことは去年の5月に甲武信ヶ岳を途中の木賊山でリタイアして以来です。
いや、、その時よりひどい疲れです。

岩場で神経を使ったことで、体だけでなく頭が働かなくなって注意力が効かなくなる
状態になりました。どこかで30 分くらい横になれば回復するのかな。。

地図のコースタイムすらオーバするようになって、6合目には 11:15頃到着。
もはや足が前に行かず、力が入らないため何度も転びそうになり、2合目には 12:32頃。

登りでは抜かれることはほとんどありませんでしたが、下山では様々な人に追い抜かれ、
恰幅の良い中年のオバサンですら軽快に追い抜いていきます。。

そこからさらに 1時間近くかかって（地図のコースタイムは下り40 分）、登山口着が
13:27頃。9合目からの下り合計で 3時間15分かぁ。。

今回、全8時間30分の行程でしたが、最後の方は登りよりも下りの方が遅いくらいで、
これが今の私の体力の限界ということをはっきりと自覚しました。
これまで、スティックを持たずにいろいろな山に行きましたが、そろそろ日帰りの
長めの下山時には持っていた方がよさそうです。

レンタカーで空港まで戻ります。振り返って最後に一枚、羊蹄山の写真。


運転中、疲労で1回だけ意識が遠くなりました。
センターラインをオーバ。1～2秒のことですが危なかったです。これも命にかかわる課題。

事前に調べていた京極の温泉には行かず（行ったら、その後運転中に眠くなりそうだったので）、
なんとかレンタカーを返却し、千歳空港内にある温泉に行きました。
この温泉は 1,500円と割高ですが、設備は最高に良く、ストレスゼロで快適です。
体がポカポカして翌日まで熱を蓄えている感じでした。

入浴後の食事も、フードコートを回る気力がもうなく、温泉に併設されている食事処で
味噌ラーメンとアイスクリームを食べます。注文したら一緒に来てしまって少し困りましたが。。

登山と温泉の後に食べるお決まりのアイスクリームは最高に贅沢ですね。


体力的にいろいろと課題のある旅程でしたが、天候にも恵まれ、
無事に戻ってこれて何よりです。


[旅程]
2020/7/4
成田空港　 13:00
　｜
　｜Peach MM 573 \7,940-
　｜
新千歳空港 14:50

ワールドネットレンタカー　\6,200-　（ガソリン代 \1,200-）

営業所　　　 15:45
　｜
　｜レンタカー　1時間45分
　｜
ホテル　　　 17:30

くっちゃん温泉　ホテルようてい　\7,300-　（+宿泊税 \140-）
北海道虻田郡倶知安町字旭69　0136-22-1164
　素泊まり

満足食堂
北海道虻田郡倶知安町北２条西１丁目２３
　とんかつ定食 \1,000-


2020/7/5
ホテル　　　 04:20
　｜
　｜レンタカー　20分
　｜
半月湖野営場 04:40
比羅夫登山口 04:50
　｜
　｜44分(-16)
　｜
二合目　　　 05:34
　｜
　｜68分(-22)
　｜
六合目　　　 06:42
　｜
　｜78分(-12)
　｜
九合目　　　 08:00
　｜
　｜54分(-1)
　｜
羊蹄山　　　 08:54
羊蹄山　　　 09:00
　｜
　｜43分(+18)
　｜
真狩分岐　　 09:43
真狩分岐　　 09:50
　｜
　｜25分(0)
　｜
九合目　　　 10:15
　｜
　｜60分(0)
　｜
六合目　　　 11:15
　｜
　｜77分(+7)
　｜
二合目　　　 12:32
　｜
　｜55分(+15)
　｜
比羅夫登山口 13:27
半月湖野営場 13:50
　｜
　｜レンタカー　1時間40分
　｜
営業所　　　 15:30

新千歳空港温泉
http://www.new-chitose-airport-onsen.com/
　日帰り入浴　　　\1,500-
　ソフトクリーム　 \330-
　味噌ラーメン　　 \280-


新千歳空港　 20:30
　｜
　｜Peach MM 588　\7,940-
　｜
成田空港　　 22:05

登山：羊蹄山（後方羊蹄山） 比羅夫コース その2

3:30起床。登山の時に最も問題なのは、トイレに行って出し切ること。。
それもあって早めに起きます。

4:20に出発。ホテルの駐車場に、車は私の他に1台しか停まっていませんでした。
車で来る人がほとんどと思いますので、ホテルはガラガラだったということです。
宿がイマイチな以上に、コロナの影響がありそうです。

ホテルの駐車場から羊蹄山は見えません。雲が結構厚いです。予報より天気が悪いのかな。

比羅夫コース登山口のある半月湖野営場には4:40頃到着。
結構早く到着したつもりでしたが、50台くらいが駐車できる駐車場で、
20台くらいが既に停められていました。
ここに車を停めるのが登山前の第二関門でしたので、一安心です。

登山口のトイレはあまり綺麗ではないです。
日本の中でも有名な山なのだから、もう少しなんとかならないですかねぇ。

準備運動して、4:50に登山開始。

1時間弱で雲の上に出て、ニセコアンヌプリが雲の上に顔を出します。素晴らしい。


六合目に到着は6:40頃。いいペースです。
九合目に3時間少しで到着。このあたりから先は高山植物が多く咲いていました。
タンポポもエゾタンポポですね。


8:15お鉢に到着。この頃から天気もかなり良くなって、花も綺麗で良い写真が
たくさん撮れました。


火口には7月なのに残雪がありました。コントラストが美しい。


そして出発から4時間4分で山頂に到着。山頂は狭いです。
一人で登ってきたトレランの人に写真を撮ってほしいと言われて撮ります。
登山での唯一の人との接触かな。


まぁここまで、少し疲れたけど余力がありそうな感じだったので、お鉢巡りをしてから
下山することにしました。しかし、これがとんだ過信でした...

登山：羊蹄山（後方羊蹄山） 比羅夫コース その1

7/4, 5 で北海道の羊蹄山に行ってきました。

北海道は梅雨がないとはいえ、この時期南の方はあまり天気が良くないことが多いです。

飛行機の予約が必須なので、天気が気になりましたが、
数日前からまずまずの予報となって、梅雨時にしては幸運でした。

早朝、成田空港第一ビルのカードラウンジへ。
この日は補助金の審査のアルバイトがあり、初日がちょうど当日 9:30～だったので、
搭乗までの間、ここで作業をします。

昼前までラウンジにいましたが、私以外に来た人は1人しかいませんでした。
やはり国際線に乗る人は今もものすごく少ないということでしょう。

いつもながらのLCCです。今回はPeachで往復です。
新千歳まで片道 8,000円です。安っっ！

前回、鹿児島に行ったときは搭乗時に密がありましたが、
今回は搭乗口から機体までの間でバスが 2便出ていたので、
それほど密な状態はありませんでした。
また、飛行機では隣がいなかったので、少し緊張が和らぎます。

全体としては 6割くらいの搭乗率でしょうか。これでは利益出ないでしょうね。

さて、この日は東京で感染者が 3日連続で100人を超えた日でした。
このブログを書いている日（8/10）は300人、400人が当たり前という状況で
さすがに外出が少ししづらくなってきました。
たった1か月前は今より全く少なかったんだな、と思う今日この頃。。

空港到着後、迎えのワゴンに乗りレンタカーの営業所まで。結構遠いです。
レンタカーは「新車」ということで、走行距離 4kmでした。
運転は下手なので、古い車で良かったんだけどな。。再び緊張します。

ルートは支笏湖を通る、距離的には最短のルートを選択しました。
15:45の出発で、ナビの最初の到着予定時刻は 19:15頃となってあせります。
そういうものなんでしょうね。北海道は信号機も少ないし、走り出したら結構まいてきたので。

道中は支笏湖の先の峠を越えるまではずっと雨でした。
すれ違う大型トラックが怖かった。

時間があればニセコにも寄りたかったのですが、到着は 17:30頃。
ホテルにチェックインして、駅前まで夕食に行きます。

駅から少し先にある「満足食堂」。すごい量で満足できます。
とんかつ定食。味はざっくりしていますが、とてもおいしい。


私のいた時間帯はタバコを吸う客がいなくて快適でした。
地元の若い労働者に愛されていそうな店です。

満腹後、駅前の食料品店の屋上駐車場から見える夕陽が綺麗です。
これは明日もいい天気になりそう。。


宿の大浴場がイマイチで、地元の人が夜遅くまで利用できて横柄な感じで嫌でした。
宿泊客がなぜ小さくなっていなければならないのか。
旅行先で銭湯に入るようなものですね。これは印象悪かったです。

部屋はかなり狭い洋室で、リュックを置く台もありませんが、
そこは安いので仕方がないですね。

明日は早いので、早めに寝ます。

初のフェイスシールド装着

先日、とある組織の集合研修の実行委員をしました。
資格の更新のために、法律で受講が義務付けられているものです。

会場の設営と、60名くらいの参加者の入場時の体温計測と案内が
メインの仕事（仕事と言えるかわかりませんが。。）になります。

初めて、フェイスシールドというものをつけて、初めて非接触の体温計で
人の体温を計測して、、と新鮮ではありましたが、多少は感染リスクのある作業であり、
入場のところは気が抜けません。

ただ運営で、随所に接触を避けるための工夫はされていたので、ヤバい感じはなかったです。
体温が平熱だと感染していないので大丈夫、というロジックにそもそも根拠がないとは
思うのですけれど。

しかし、研修が始まると、正直、暇すぎてつらかった。。

同じ有資格者として、会場で内容は聞けてテキストも見れるので、研修の内容自体は
興味深い内容ではありましたが。

一応、会場を見回ってスマホをいじっている人とかを注意するという役割はあるのですが、
子どもじゃないんだし、そこまで言う必要ありますかね、という感じ。
もし研修の効力を確認したいのであれば、最後にテストをするべきでしょう。

何より、このご時世、集合研修にこだわることが必要なのかという意見も多くあったそうで。

終了後は自転車で帰宅します。会場から自宅まで45分くらいです。
多くはないですが、交通費と謝金も出ましたので、良い一日だったかなと。