『感覚と知覚の違い ~心理学は知覚から始まる~』
(1)感覚(写真)
1)物理的刺激の伝送:物理的な刺激(光)が、電気信号に変換されて、神経を通り、大脳に伝えられること。
2)環境に存在する物理的刺激をすべて写し取る(無選択性)
写真の仕上がり(感覚)が、自分のイメージ(知覚)とは異なる場合もある。
事実そのもの(写実的)。
(2)知覚(絵画)
1)物理的刺激の意味づけ:大脳に伝えられた物理的な感覚刺激を、意味づけして受け取ること。
2)自分にとって重要な刺激を選択する(選択的注意)。
客観的な事実とは異なる場合もある(抽象画)。
意味づけの内容に、その人の心的世界が反映される(投影法心理検査)
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