翁の生きがい探し、鹿児島発

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遺伝子

2023年01月17日 14時47分00秒 | 生きがい
 1年位前のブログで、宇宙の謎について書いたことがある。
 宇宙はどうやって始まったのか、宇宙の果ての先には何があるのか、などわからないことばかりであった。

 鹿児島市立図書館から、遺伝子についての話の本を借りてきた。
 遺伝子というのが、宇宙の謎と同じように不思議なものであるということがわかった。

遺伝子の4つの働き
1 「こんなホルモンを作りなさい。」「こんなタンパク質を作りなさい」
 などといった「何を作りなさい」といった情報が書かれている。
2 「いつ作りなさい」ということが書かれている。年頃になると、男性には
 「男性ホルモンを作れ」というスイッチが入り、男性ホルモンが多く作られ
 るようになる。 
3 「どこで作りなさい」という場所の指定がされる。「心臓で作りなさい」
 「皮膚で作りなさい」という情報が書いてある。
4 「誰に作りなさい」という指定がなされる。ある遺伝子が私はオン、あな
 たはオフになっている場合がある。
 体のほとんどの反応は、遺伝子を抜きにしては語れない。

遺伝子暗号
  遺伝子の本体はDNA(デオキシリボ核酸(と呼ばれる化学物質で、これが親から子へと受け継がれている。
 人の場合、遺伝子情報(ゲノム)は32億ペアのATCG(遺伝子の4つの化学文字)から成り立つ。私たちは父親から32億ペア、母親から32億ペアの遺伝子情報をもらう。
 1ゲノムの重さは1グラムの2000億分の1で、極小のスペースに32億の情報が書かれている。
 具体的にイメージすると、一粒のお米の中には全世界の人のゲノムすべてがはいる。その情報が書かれているだけでなく、すべて間違いなく動かしている。
 遺伝子DNAの解読をしてわかったことは、すべての生き物、全ての微生物、すべての昆虫、すべての植物など、人間を含めた地球上のすべての動植物は、過去現在未来にわたって全く同じ遺伝子信号を使っている。

 長い長い地球の生物の歴史を見ると、すべての生き物は1つの下につながっている。ということは、すべての生き物は私どものご先祖様だということになる。

遺伝子操作
 高血圧の人の遺伝子を、マウスの中に入れて人の遺伝子が働くかどうかの実験をした。その結果、マウスは高血圧になった。
 次に逆の実験をした。。
 人の場合2万位ある遺伝子のうち、ノックアウトという1つの遺伝子を消す技術がある。この技術で、マウスに入れた高血圧の遺伝子を消した。マウスは低血圧になった。

その他 
 人の遺伝子は、ノーベル賞もらったような大先生も、その辺によくいるおじさんも、99.5%は同じである。みんなちょぼちょぼである。顔が違うのは遺伝子信号が少しだけ違ことらしいです。

 以前、世界のニュースで、生まれた時にDNAを調べることで、その人の将来の病気、寿命がということを聞いたことがある。遺伝子がいかに人間の体に作用するものであるということが分かった。

YouTubeより

よくわかる遺伝学 ~DNA 遺伝子 染色体 ゲノム~

 



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