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自分を許す

2021年01月06日 22時15分00秒 | 生きがい
     自分を許すことができるか

人生は、舟が航海するように、色んなことに遭難します。

長い人生の中では、誰もが過ちや失敗を犯します。
  例えば、受験の失敗、仕事の上での間違い、他人を中傷して傷つけた、交
      通事故を起こして他人を怪我させたなど
自分が犯した過ちや失敗を悔やみ、自分を卑下して嘆きます。
そんな自分をなかなか許せません。

自分を許すにはどうするのか、考えてみました。

 自分が犯した過ちや失敗を客観視する。
   自分自身で過ちを考えると、周りが見えずに、自分の過ちを過大に評価
   してしまいます。
   そのときは、第3者として、同じ過ちを犯した他人を考えてみて、過ち
   事例を客観視してみる。
    例えば、他人が受験に失敗したのを見て、それはよくあることで、大
    したことではないと思えば、自分の受験の失敗も大したことはないと
    いうことになります。

   多くは、自分の過ちを過大評価して、自分が許せないのだと思います。
   許せない自分を、なるべく客観視するのは、解決の一つの方法だと思い
   ます。

2 自分の過ちや失敗に対して、贖罪をする。
   自分の過ちの感情を癒すために、慈善事業団体に寄付する、他人に善行
   を施す、喪に服するように一定の期間行動を自粛するなどです。
   その行動により、自分の過ちを許せるようになることが期待できます。

  ※ 菊池寛の「恩讐の彼方へ」という有名な作品があります。
    主人公の市九郎が、自分の罪業に恐れて出家し、多くの人が命を落
    としていた難所の岩場に自らの手でトンネルを掘るという話です。

     自分の今までの罪業について、贖罪をする話です。

    「恩讐の彼方に」の紙芝居を、YouTubeの動画で後ろにアップしてい
    ます。

3 自分で過ちや失敗をどうしても許せないときは、他人に任せる。
  他人とは、友人などに相談するとか、神頼みにするなどです。
  自分で解決しようとすると、ますます泥沼に落ち込む。
 
  ※ 神社仏閣に行き、お参りをする。
     「神様、仏様、私の罪をお許し下さい。」と祈る。
     
  ※ 善人なおもって往生をとぐ、いわんや悪人をや
     善人でさえ浄土に往生することができるのです。まして悪人はいう
     までもありません
       「歎異抄」親鸞


恩讐の彼方に   





    


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