京は まったり ロードバイク日和

京都発 自転車ときどきカヌー、ところにより…。

晩秋の大原 ~鞍馬に寄り道~

2011年11月29日 | ロードバイク
腹八分目で江文峠を越えると静原からなだらかな下りが続く、軽くべダルを回すだけで35kmを超える。
市原野の交差点に着く。いつもはこのまま家に帰るが、今日は紅葉の美しい鞍馬に寄り道。

      

貴船川に沿って、紅葉を眺めながら鞍馬街道をのぼる。

      

      

鳥居が見えると貴船口、左に行けば貴船。夏には川床が開かれ、京都の奥座敷となる。
今日は右に進み、鞍馬を目指す。

      

鞍馬寺の門前に着くと急に観光客でにぎやかになる。鞍馬には出町柳から叡山電鉄で来ることができる。
鞍馬駅は木造の昔ながらの駅舎で風情にあふれているが、今日は人であふれていたので近づけなかった。(残念)

        

鞍馬街道を下ると三脚を据えたカメラマンの集まるポイントがいくつもある。
叡山電車には「きらら」と呼ばれる特別車両があり、これが電車好きにはたまらないらしい。
特に、この紅葉シーズンがベスト。

      

この「きらら」は内装が面白い。
誰でも子どもの頃、電車に乗ると靴を脱ぎ、膝をついて窓の外を見ていたことがあるだろう。
この車両には、外向きの座席があり、膝をつかなくても窓の外をゆっくりと眺めることができる。
さらに、窓が天井まで続くパノラマになっている。まさに、紅葉に浸れる。

      

賀茂川に戻り、さらに下る。賀茂川沿いの紅葉は、まだまだこれから。

      

次は、西に向かい。紅葉を追っていきたい。



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晩秋の大原~昼飯は玉子かけご飯~

2011年11月27日 | ロードバイク
今日も京都はロードバイク日和、賀茂川を北大路橋からスタート。賀茂の流れを見つつ北に向かう。

        

柊野のダムをすぎ、静原の里に向かう。

           

紅葉まっ盛りの京都とは思えないほど、静原から江文峠を経て大原に向かうルートは車が少ない。

まさにロードバイク天国。

        

大原の畑は緑一色。夏は一面が紫のシソの葉でおおわれるが、今はたぶん、すぐきかな。

           

大原といえば「きょ~と~ お~はら さん ぜん いん」で有名な三千院に観光客は向うが、あえて旧街道を走る。

                

左に折れ、細く曲がりくねった坂道を登ると寂光院にたどりつく。

       

ここまで行く目的は、観光ではなく『観光トイレ』。
とてもきれいで快適。
ロード乗りにとっては、ルート上のトイレは「砂漠のオアシス」だと思う。すっきりとした気持ちでもうひとこぎ。

       

古知谷にある阿弥陀寺の紅葉はまっ盛り。
この寺の開祖である弾誓上人は晩年生きながら石棺に入り、即身仏となった。
本堂裏の開山窟には、上人が即身仏(ミイラ仏)として祀られている。(見に行ったことはありませんが)
お腹がすいてきたので、このあたりでUターン 大原へと戻る。

       

今日のお昼は「玉子かけごはん」 風情たっぷりの「はんじ」という店で食べる。

               

味噌汁と小鉢が3つ付いて500円とリーズナブル。
物足らない時には、うどんかそばが付いて800円の定食もあるが、食べすぎると帰りの江文峠が苦しくなる。
腹八分目がちょうどいい。
暖かい時期は、外でコンビニのおにぎりやパンで済ますことが多いが、寒くなるとこんな店がありがたい。
お腹も心も温まって、次は紅葉の鞍馬に向かう。    
                                   ・・・今日はここまで。

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