OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

プロとアマ

2015年03月10日 | 書道・筆文字
まず、上野の森は「亀甲会展」へ。
光峰先生の書作風景のビデオをみながら、甲羅を削って記した甲骨文と同じように、命を削りながら書いている印象を受けた。

となりのギャラリーでは、弟子の藤原さんの写真展。師匠を追った写真の数々。

プロの写真家が撮り下ろした写真の数々、光峰先生に「遺影に使えるのもあった」と失礼な物言い。ついでに失礼だったのは、

「(私の作品は)どうだった?」と訊かれ、「先生のより女性の方が書いた“虹”がよかった」と答える。

習い始めて2年とか。


それから日野へ。
駅でばったり宮地先生と遇い、審議会には時間があったので、お茶。
宮地先生は歴史学者なのに、バックのなかには『墨美』を持っていた。犬養木堂特集。

日野は、書展の最中。
上野の森の大作とは違って、半紙作品。
今回は北海道の方が大賞を射とめた。

プロもよし素人もよし筆の春、である。

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