OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

Ich habe genug

2011年02月07日 | 文化・芸術
北京時代の仲間で何人か尊敬に値する人がいるが、今日はその一人で、通訳でありながらクラシック音楽関係のイベント運営までして、自分でも歌ってしまうスーパーな女性から連絡が急にあり、駒込まで。

一見普通のお家にみえるソフィアザールというサロンコンサート会場である。
二人のソプラノとピアノ、フルートのアンサンブルである。

音楽を愛する人々が、聴く方も一緒になって作り上げているようなあったかいコンサートで、普段の暮らしに音学がある美しさみたいなものを感じたのでした。そう、暮らしック音楽。

もう昔の話になってしまうけど、パリで個展をした時、3週間ほど滞在するうち、ぶらりと小さなサロンコンサート会場(小さな街の教会だったか?)に入って、若い女性のチェロを聴いた。
近くの方が集まって当たり前のように耳を傾けていた。生活のなかに音楽あり、美術がある。そんなことを思い出させてくれた日でした。
 
プログラムはイタリア歌曲ありバッハありなどなど。
バッハを歌う時は、自己表現という発想よりも宗教曲という観点からか、楽譜を持って歌うのが原則とか。へぇー。
書で無理やり言うと写経?
無理やり当てはめることもない。
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2 コメント

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木に登るⅢ (小熊)
2011-02-08 10:52:19
美鼓さん、そのコメントだけで私は1か月くらい生きられる。
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総合芸術 (美鼓)
2011-02-07 23:16:47
最高に面白いです!
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