OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

名作前夜?

2020年08月13日 | 書道・筆文字

広告などの筆文字の仕事は、たいてい製品が発表されるまで、書いたことは内緒だ。もっというと、大きい仕事は製品が発表されても、どこの事務所が関わってどこの誰が書いたのかも内緒ということもままある。

もっとも最近は、私が書きました、というのを主張する広告も多くなって、書に携わる方々は、プライドが持てる? 

意地悪な言い方をすると、名前にプライドを持つ前に、そのものの筆文字にプライドを持てるようなものを書け!

といいたくなるようなものが多くなったのもまたしかり。

 

さて、ここにあげた写真のものは、何回か書いているが、しっくりこないで、今にいたる。おさななじみの作るコメの米袋なので、ギャラはあっても米だろう。でも、手を抜くことはない。HPにも載せない大きな仕事と同じように、気に入るまで書いて、あとはデザイナー任せ、といいたいが、デザイナーもいないただの少量の米袋だ。

秋に出来上がったら、また、ここに。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秩父めぐり つづき | トップ | 下田愛の集大成なる! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

書道・筆文字」カテゴリの最新記事