OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

武蔵野日記

2012年11月03日 | 書道・筆文字
小木先生のお通夜に参列。
そこで、先生が地元の菓子舗のロゴを書いたというチョコレート菓子「武蔵野日記」が配られ、一つ頂き、帰り道でいただく。
先生の国連世界人権宣言の書もいいけど、地元のお菓子の書もあたたかい。

十三夜から一週間たった月がいい欠け具合であると帰りの電車に揺られながら感じた。
11月3日は手島先生の誕生日。ご縁である。
ご縁ついでに私の今日は「思いのたけを込める書」のワークショップ開催。

3時間ながらいい時間を共有すると、あっという間であった。

そこで墨を磨りながら浮かんだという「七」。恋のような「無」。大から犬、そこからの「馬」。絵画的な馬など書かぬ、書く行為を確かめながらの馬は新鮮な味。昔の腕の記憶との葛藤でできた「縁」。動きがきれいに決まっていく過程を楽しめた「道」。旅人である「風」は風らしく書かない。風という字を書いて、その表情をみつめた。

墨磨りも30分ほどやると墨磨りが落ち着いてくる。
墨磨りはいい。ごますりはできない。

明日朝からは小木先生のふるさと福井行きである。ご縁である。


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2 コメント

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連句 (小熊)
2012-11-06 01:10:43
つけすぎ。
べた。
におい付け。これがいい。
はなれすぎ、だとわからない。
微妙なる日本文化。



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Unknown (美鼓)
2012-11-04 00:02:05
おしくらまんじゅう

おされてなくな
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