OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

書はいずこへⅡ

2014年02月16日 | 書道・筆文字
前回とはうって変わって、かなしい、「書はいずこへ」である。

また朝日新聞で書壇の不祥事が一面記事である。
大雪より、ソチオリンピックより、である。

23県、架空人物に知事賞。
主催者が偽名で出展。


書道ビジネスは、そこまでやっている、という話しである。
一団体の話であるが、さすがに、そんなことまでは知らなかった。
内閣総理大臣賞、文科省大臣賞、知事賞や文科省、自治体後援などの関わりがあるにしても、大新聞が一面記事にするほどの団体展であったのか、疑問符ではあるのだが…。
全日、日本…、大きく、公的に、見える名前を使うのがまた多い書壇である。

それにしても、あやふやにして終わった日展問題しかり。
偽装。
食品もそうだが、文化芸術でも、なんとか河内さん、○○さん…。つきない、のであろう。

文化芸術に携わる者は、まず精神が問われてきたであろうに、いまはビジネスのうまさが問われているような時代である。

未来はそんなわるくないよ♪
と文部科学大臣まで踊って、ノーテンキばかりではいられない。
そういう日本になってしまっているのである。
どこから立て直すか?

愚直に、自分から。








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