OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

桃井館の段

2017年10月22日 | 書道・筆文字
台風が近づき雨足が強い中で、新橋では文字蔵さんの常磐津の会があった。

番組は少なかったが、一人ひとりがきわだって、それもいい。

めくりも終わってから持ち帰りたいという方もいてくれて、書き手冥利に尽きる。

文字蔵さんの意識の高さに応えようとしての、たかが、されど、の毎回の仕事である。

九月は、はん居での三七郎の会の仕事といい、まだ満足がいく仕事にもならないが、書家冥利に尽きる仕事だと感じている。

伝統的な書を見直すことで、書の可能性は、まだまだ其処ここに広がる可能性もあるように思え、表面的に、現代性を求めているばかりじゃしょうもない。

されど、また私は、書の突拍子もない現代的な作品も狙っている。

なぜなら、天才だからである。

とたまに思わないとやってられない。じゃんじゃん。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 洋風か | トップ | 白龍 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

書道・筆文字」カテゴリの最新記事