カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

選択は不幸のもと ?

2015年05月23日 | その他
2015年5月6日 毎日新聞 中村 秀明(論説委員)

「大型家具店のイケアに行くと、恋人や夫婦が言い争いを始める」
最近の米ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記事である。イケアは、客が組み立てることで価格を抑え、北欧生まれのデザインと品そろえの多さで人気がある。日本では8店が営業中だ。
イケアの家具は、 サイズや色のほか、 縦長か横長かといった微妙な違いの選択ができる。そのため好みの小さなズレが問題になる。毎日過ごす生活空間だけに服や音楽などと違い妥協もしにくい。 店側も問題に気ずき、 「まずカタログを見て話し合い、絞り込んで来店を」とアドバイスしているという。豊富すぎる選択肢が災いするのだ。
選択といえば、 米コロンビア大学の シーナ・アイエンガー教授が高級スーパーの 依頼を受けて行った「ジャムの実験」が有名だ。
24種類のジャムを試食できる売り場と、 6種類しか試食できない売り場、 客の行動はどう異なり、 どちらが売れるかを調べた。「豊富な品ぞろえが売り上げを伸ばす」という経営方針を確かめる狙いだった。だが実験の結果、 24種類は試食した客の3%しか買わなかったのに、6種類だけだと30%近くが買った。
選択肢が多いほど選ぶのに悩み、選んだ結果が本当にいいのかも気になり、 結局選ぶのをやめてしまうという。
心理学者であり、 「なぜ選ぶたびに後悔するのか」を書いたバリー・シュワルツ氏は、物質文明がもたらした現状を批判的にとらえる。
米国内の講演で、 お金もかかる複雑な選択肢について、「役に立たないだけでな く危害を加え、私たちをより悪い方へと導くことになる」と語っている。「選択肢の多さがわれわれに繁栄をもたらすという地点は、とっくに通過してしまった」とも。
こんな状況から解放されたいため、選択の幅を自ら狭める作業が「断捨離」と言える。 それは単なる整理術や片付け方法ではない意味がある。最近 「フランス人は10着しか服を持たない」 という本が売れているのも、相通じる部分があるのだろう。
「選択は人生を切りひらく力」というアイエンガー教授。NHK・Eテレの「コロンビア白熱教室」でのアドバイスに耳を傾けよう。
「重要でないもの、他人に任せられる選択は除き、自らの価値を高めてくれる選択に集中する」
「人生とは選択した結果の積み重ねだ。その選択が自分の幸せに貢献するかどうか、毎回考えなければならない」

まさに人生は良きにつけ悪しきにつけ、 自らの選択の結果が積み重なったものだと痛感しています。この後何年?かの残りの人生を、慎重に選択しながら全うしたいものです。

なんばパークスガーデン(屋上庭園) 大阪市

2015年05月20日 | 写真
なんばパークスホームページのパークスガーデンコンセプトより

人、都市、自然が
もっと一つになるために、
なんばに森をつくりました。

なんばの未来を想像した時、人にやさしく、環境に配慮した持続可能な緑あふれる都市を目指すべきだとかんがえました。

パークスガーデンのランドスケープを考える上で我々が目指したのは、ガーデンが切り離されて存在するのではなく、 樹木や草花と店舗と広場とが一体となって、人々が自然と触れ合い、豊かな体験や感動を提供することができるガーデンです。

グランドレベルから地上9階まで連続した段丘上のガーデン
多種多様な植物が生い茂り、季節の鳥類や昆虫を楽しむことのできるガーデン
常駐の専属ガーデナーがサスティナブルな植物管理を行っているガーデン
都市部でのエコロジカルランドスケープのコアエリア
次世代のスタンダードガーデン

2015年5月17日に行った、なんば高島屋での写真展会場からは近くなので、何年振りかで訪れました。

樹木が成長し時期的にも新緑の頃で元気があったせいか、実際に草花も増えたことと思いますが、緑が凄く豊かになったと感じました。

まさに樹木や草花と店舗と広場とが一体となった緑豊かな光景をUPします。
(草花に付いて詳しくは次回UPしたいと思います。)








































遠藤湖舟 写真展 「天空の美、地上の美。」 (大阪市)

2015年05月18日 | 写真
かねてより是非行って見たい写真展でした。最終日前日5月17日やっと行くことが出来ました。当日は午前中に行き写真展の後は、近くのパークスガーデンへ行く予定でしたのでカメラは持っていました。
会場で驚いたのは何んと写真撮影 OK ということでした。 当日は作者の遠藤湖舟氏自身が居られ、気軽に来館者へ声をかけていました。 「写真展の会場で撮影がOKなんて初めてで驚いています。」と直接お話しする機会に恵まれましたが、遠藤湖舟氏曰く、「どうして撮るのが悪いんでしょうね?自由に撮って貰って他の方にこんな写真展があるよと、教えて頂いた方がよっぽど嬉しいですね。」と。
そのお言葉に気を良くして、 幸い持っていたカメラで相当数撮らせて頂きました‥(^_^;)
素晴らしい写真の内の何枚かを紹介します。

(久し振りに訪れたパークスガーデンの様子は、次回投稿したいと思っています。)



第一楽章「月」


月が昇って来た。すでに月食が始まっていて欠けている。「食を帯び、月が出る」。宇宙に投影された地球の影に、月がはいりつつある。
月出帯食(げっしゅつたいしょく)




車のテールランプが月の前を横切った。
燈彩月(とうさいげつ)


湖に落ちた月の光が、波と戯れ、それを見ているボクは、ゆらゆら
月光のゆらぎ


第二楽章「太陽」
落陽(らくよう)


沈む太陽


第三楽章「空」
夏の日の、その午後は、前線が通り過ぎたばかり。 大田区の多摩川河川敷で、いつもより強い風に吹かれながら、ボクは空を見上げていたんだよ。この色彩は天からの贈りもの。
天空の色彩


第四楽章「星」
時は流れゆく だが私はいつもここにいる
流星(りゅうせい)


雪山に落ちる


見事な尾を突き立ててほうき星が昇って来た九十九里浜で迎えた朝
ブラッドフィールド彗星


第五章「ゆらぎ」 色とりどりの景色が映り込んだ水面は風に揺れ刻一刻と姿を変える。


工業地帯の運河に建物の色が映りこんでね、それがいつまでも揺れているんだ。


なんの変哲もない水路に、花や葉や空が色彩を落として、ボクは夢の世界にいる。


岸辺の紅葉が水面で揺れていたら(葉っぱじゃない、色だけだよ)、風が吹いてきた。






第六章「かたわら」 美は遠く手の届かないところにあるのではない。ボクたちのすぐ傍らにいくらだってある。





慌てて撮りましたので‥(-_-;)




バラのネーミング (大阪 中之島公園 バラ園)

2015年05月16日 | 写真
2015年5月6日に中之島公園バラ園で見かけた、魅力的なネーミングのバラを集めてみました。
ネーミングを見てから花を見たり、 花を見てからネーミングを見たりしていると面白いですね‥(^_^;)







以下3点は残念ながら当日はまだまだ硬い蕾でしたが、今は妖艶にまた美しく咲いていることと思います?‥(-"-)