大阪市のメインストリート・御堂筋に並ぶブロンズ彫刻群に6月以降、色とりどりの花飾りが付けられている。誰が何のためにやったのか分からず、 管理する大阪市は撤去に乗り出した。飾りは色んなデザインがあって、花が枯れると交換されるなど手が込んでおり、地元ではその遊び心を歓迎する声もある。
「御堂筋彫刻ストリート」と呼ばれる南北約2キロのエリアで、 御堂筋の両側にある歩道に計29 体の人物像が並ぶ。ロダンや高村光太郎など著名作家の作品もあって、地元企業の寄付などで09年までに設置された。
大阪市都市計画課によると花飾りは6月上旬、 市民からの連絡で初めて確認された。 そこで毎日新聞の記者が8~9月に確認したところ、大阪メトロ淀屋橋駅から本町駅までの区間にある10体に付けられていた。一部の飾りは花が古くなると数日後に、新しい花に替えられていた。複数の種類の花が編み込まれ、女性をモチーフにした像の首や頭に飾られていた。
公益社団法人・日本フラワーデザイナー協会の大阪支部によると、 花の首飾りは「フラワーレイ」 とも呼ばれハワイのフラダンスなどで使われる。 国内では需要が少なく作られることは珍しいという。ある専門家はとても丁寧な作りで高い技術が必要で、プロかそれに近い人物が作ったものではないかと完成度の高さに驚いていた。
市は当初静観する構えだったが担当者は像の作者の許可なく装飾するのはふさわしくないと判断し、 9月からは見つけ次第撤去している。一方地元では好意的な受け止めが広がっている。
以上のような記事だったのでその花飾りを是非とも見たいと思い、 9月中旬に出かけてみました。 淀屋橋から本町まで一駅ゆっくりと歩きながら探しました‥少し萎れかけていましたが花飾りはありました。
先ず最初に見た花飾り‥この後本町まで数カ所で花飾りを見ることが出来たので、順次UPしたいと思います。