8月18日付毎日新聞に私自身も歩行者側として経験のある記事が掲載されていましたので‥
記事は車を運転中横断歩道に差し掛かって一時停止した際渡ろうとしていた歩行者から、「お先にどうぞ」と道を譲られた運転手側
からの話です。横断歩道は「歩行者優先」のため本来は車を一時停止させて歩行者が渡るのを待たなければならない。でも歩行者は
渡らずに発進するようジェスチャーで促している‥。こんな時、どうすればいいの?。
ある男性が横断歩道で歩行者からお先にどうぞのジェスチャーで車を発進させたが、警察官に声を掛けられ歩行者が渡っている時は
止まって下さい「歩行者妨害です」と行政処分点数2点の交通反則切符(青切符)を切られ反則金は9000円。男性は歩行者が道を譲
っていたと主張したが警察官は譲られた事実があったにしろ、なかったからにしろ行っちゃったら違反ですと説明。ドライブレコー
ダーの映像を確認することもなかった。
道を譲られたから先に行ったのに切符を切られるのは理不尽だと、 警察の対応に納得がいかなかった男性はネットで「歩行者妨害」
と検索した。そこで「歩行者に譲られた場合の取り締まり」について疑問を呈する発言をしていた弁護士の存在を知り相談した。弁
護士は道路交通法38条は横断歩道等によりその進路の前方を横断し、または横断しようとする歩行者があるときは直前で一時停止し、
かつその通行を妨げないようにしなければならないと定める。
弁護士は「一時停止」と「歩行者の通行を妨害しないこと」の2点を要件と指摘した上で「歩行者を先に行かせないといけない」と
いう規定にはなってない。一時停止後歩行者から譲られて車が先に行く場合、「歩行者の通行妨害」と判断するのは明らかに誤った
解釈だと主張する。
男性は警察に行政処分の撤回を求める文書とドライブレコーダーの映像を送付。 警察は当初映像は確認しないとしていたが1週間後
処分を是正したいと連絡があった。男性が同署に行くと警察官からドライブレコーダーの映像や現場の状況を確認した結果違反には
当たらなかったと説明を受け処分は取り消された。男性は「是正されてよかった。自分と同じような理不尽な取り締まりが今後起き
ないようにしてほしい」と話した。
警視庁交通執行課の担当者は毎日新聞の取材にドライブレコーダーの映像がある場合は確認するように指導していたが今回は不徹底
だった。ドライブレコーダーの映像などを含めしっかり状況を確認するよう改めて各署に周知すると述べた。同課の担当者は道を譲
られたからといって一概に違反に当たらないとは言えないとの見解を示す。 例えば駅のロータリーなど人通りの多い場所では、1人
の歩行者が道を譲ったとしても別の歩行者の横断を妨害する恐れがある。また一時停止したとしても停止線を越えていたり直前に急
ブレーキをかけて止まったりすれば、歩行者は当初譲る気がなくても車の動きに警戒感を抱き走行を促すこともありうる。そうした
場合は違反に当たる可能性が高いという。
ただ歩行者と車の中にいる運転者とは言葉でなくジェスチャーによってそれぞれの意思を伝えることが多いため実際とは異なる意味
にとられる可能性も少なくない。譲り合いの結果同じタイミングで進み始めて事故につながる危険性もある。
同課の担当者は「基本歩行者優先で車は横断歩道での一時停止を徹底し、 歩行者も止まってくれる車に感謝しながら渡ってほしい」
と呼びかけている。
横断歩道で止まってくれた車にこちらとしては善意で道を譲る場合が時々ありましたが、今後は止まってくれた車に感謝しながら渡
りたいと思います。
椅子の背もたれ専用の背中ツボ押しコタロウ君です‥お腹の部分にやや硬い球が2個並んで入っていて、椅子にもたれ掛かるとツボ
を押してくれます‥(^^♪