Kaitsukeyaの独り言

『Kaitsukeya.com』のWebmaster HILO DIEGOが綴る日々の雑感と独り言...。

人間魚雷…!?

2012年08月17日 | 豆話
昨晩のニュースステーションはかなり意味深なトピックが多々ありました。


先ずは昨日も当ブログに書かせて頂いた竹島や尖閣諸島の領有権問題。


当トピックの締めくくりに名前は失念したが…とある方が話したのが小平氏の事。


尖閣諸島の領有権は当時からあった問題だったそうだが、その際に小平氏は、『この問題は先送りにしよう。』と話したそうなのです。


これが意味するところは、現状は答えがでない。我々のような知識の少ない人間達ではこの問題を解決させることはできないから、未来の有識者達にこの問題を解決してもらいたい、という意味であったそうです。


今現状でもこの問題は恐らく早々にして解決は難しいだろう。そもそも有識者がいない。であるならば、やはり更に後世に先送りするのもまた一つの手なのではないでしょうか?


しかしそこまでの過程には先ずお互いがテーブルについて、とことん話し合うという事が不可欠であるとも思えます。その上で解決できなければ先送りにする。ということが不可欠ではないでしょうか?








その次の当番組のトピックは『人間魚雷』について。日本が終戦間近に最後の手段として取った玉砕覚悟の『特攻隊』の話。


戦争というのは『人間を正気の沙汰から狂わす』という言葉が頭の中に残っています。


潜水艦に搭載された魚雷【回天】の中に1人の人間が入り、操縦しつつ敵の艦隊めがけて自ら玉砕覚悟で体当たりする。魚雷の中には通常の5倍の火薬が詰められていたそうで、更には酸素も片道分。そして一度入り込むと脱出する手立てはなかったという。


そんな人間魚雷に自らたくさんの日本人が志願して特攻隊として玉砕していった。最後にこの特攻隊として玉砕したある中尉が生前に小学校の恩師に当てた手紙が読まれたのですが、その内容は、『生徒をこれ以上戦争に志願させないで欲しい。戦争で人が死ぬのは自分達の代だけで良い。』という内容だったそうです。


自分の事は差し置いても他人の事を考えられる人間がいたからこその特攻隊だったのではないでしょうか?


そういう日本人は現代どれだけいるのでしょうか?似たような言葉は良く聞くのですが…、残念ながら心に沁みない形だけの言葉が多い気がします。