Kaitsukeyaの独り言

『Kaitsukeya.com』のWebmaster HILO DIEGOが綴る日々の雑感と独り言...。

アジアの底力…!?

2011年11月21日 | 豆話
1カ月の長期出張を終え、ようやく落ち着きつつあります。


今回は色々な東南アジアの国々を見て回ってきたのですが…、先ず率直に、そして客観的に日本と比較してみると、どうにも日本の元気のなさが目立ちます。先ずもって消費力の差というのが歴然として消費者レベルにても目に見えましたし、更には街の活気も違います。


恐らくこれは人口の年齢別推移にも起因しているかと思いますが、日本は4人に1人が高齢という完全なる高齢化社会になっていますが、これらアジアの国々では若者の人口が突出しているようですし、人口も増加傾向にあるそうです。

ざっと出生率をみてみると…、

マレーシア:2.67人
インドネシア:2.14人
タイ王国:1.6人
中国:1.61人
ベトナム:1.84人
日本:1.33人

基本的に1.5人を下回っている国は今後経済的成長に問題が生じてくると言われています。


更に日本の場合は労働層というよりも高齢者である、非労働者層の方に資産が偏っていると言われている上、これらの資産は運用や消費されることなく、貯蓄されている、と言われています。


これらの点から見ても日本という国が元気の無い原因が見て伺えるのだと思います。


そのまた一方で外食産業もとても元気があるように見えました。これも東南アジアの飲食文化が背景にあるのだと思うのですが、そもそも一般的な人はあまり自宅で料理をしないそうで、ほぼ毎日屋台を含む飲食店で済ますようです。僕が視察に行った工場でもお米だけ炊いて、おかずは屋台からというパターンの方が多かったような気がします。


また日本の外食産業もこれらアジアの国に入ってきているのも多々見受けまして、その中でも『ラーメン』がとても熱かったです。日本もラーメンブームなどと騒がれ、行列ができる店を多々みますが、その光景は日本だけでなく、これら東南アジアの国々でも多々見受けられました。


特にタイのバンコクでは…、





ラーメン・チャンピオンズと呼ばれる、日本のラーメン屋が集結したモールがありました。





これはタイ人のTAN(タン)社長と呼ばれる、OISHIグループと呼ばれる日本食の外食産業グループの創業者が運営する比較的新しいモールだそうで、奥には日本の居酒屋甲子園と組んで開店したとされる、居酒屋チャンピオンズという居酒屋もあるようです。


少々話は逸脱しましたが…、今回の出張で改めて考えさせられたのは、かなり日本は危機的状況に陥っているという事であり、またTPP然り経済のグローバル化が大きくなっていく中で、私達もより海外の市場に目を向けてビジネスを展開していく必要性があると思いました。日本の小さな市場だけを狙っていてもキャパシティーは小さいわけで、それならば大きな市場がある海外へ目を向けるのが必須なのではないでしょうか?


目指せ!海外展開!






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