播磨灘のメモ帳。

時空を超えて、播磨灘の周辺を徘徊する
姫路の市川のほとりに住む
豆石煌、豆石光と、市川のカッパのメモ帳です。火山豆・

②.JR車窓の播磨灘。

2008年10月14日 | 播磨灘
「播磨灘」は、東西約50km、南北約50km(=2500平方km)の
広大な海である。

この「播磨灘」が、JRの車窓から見えるか?という絶対疑問を「豆石」は持った。

 ブルートレインの上りの「あかつき」の車窓にて、朝靄の中に播磨灘がひろがり・・・」という、
紀行文の一文を見たからである。
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過日、そのことを検証するために、「こだわりの豆石」は舞子駅界隈に出かけた。


以下は、その結果である。
◎JR神戸線。
=姫路= =加古川= =西明石=明石=朝霧=舞子=垂水=塩屋=須磨= =神戸==

 ・姫路から西明石まで、海は一切、見えない。

 ・明石駅のすぐ西の明石川を渡る瞬間に、はじめて、海がチラッと見え・ない。

 ・朝霧駅のやや西から、南の車窓にうつくしい海が広がりはじめる。播磨灘である。
 ・朝霧駅のホームに立てば、西に広がる播磨灘を見ることが出来る。
   しかし、走るブルトレからは、ほんの一瞬のことと思う。
     それもつかの間、舞子駅で、明石海峡大橋の下を くぐる。

 ・舞子駅~垂水~塩屋~須磨駅間、南の車窓にうつくしい広い海が広がる。しかし、これは、大阪湾である。
  ここは、視程の良いときには、神戸・大阪・泉南・紀和の山々、友ヶ島、もちろん淡路島。
    ぐるりと、大阪湾が一望できる。   (注)友ヶ島という名の島は無い。
  関西のJR車窓風景の一番だと思う。     (沖ノ島・虎島・地ノ島)

   以上より、広大な播磨灘は、JR神戸線からは、ほとんど見えない、と言える。

  なお、問題がある。
   舞子(明石海峡大橋)より東の、垂水・塩屋。ここも(陸地は)播磨である。
   陸と海では、境界が異なるのである。

<ブルトレ「あかつき」から見えた海は、朝もやの中。おそらく見誤りだろう。>

◎山陽新幹線。
  高架を走る山陽新幹線からは、魚住~西明石あたりの車窓から、播磨灘が見渡せる。

◎赤穂線。
  西相生駅付近から、海は見える。相生湾の海である。
  日生付近。海は見える。向かいは、鹿久居島。

◎高徳線。
  見えるでしょうね。
  私、ここ40年は乗っていません。こんど鉄ちゃん、やります。

   以上により、本土側のJR線からは、
     「広大なる播磨灘はホトンド見えない。」ことが分かった。

                                 姫路・ 豆石煌。


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