DESTINY 一人で映画

今年は、一人で映画を見に行こうと思っていたのに、まだ、、、

友人たち、誰に聞いても、映画と美術館はひとりがいいという。

電車に乗って銀行に行く用事があり、
お正月のお飾りや懐紙、新しいランチョンマットなども買いたかった。

それほど、時間のかかる用事ではないので
映画を見てこようと決心。

DESTINY 鎌倉物語　を見た。

夫とは、よく映画を見に行った。
パンフレットがたくさんある。　それは捨てられずに箱に詰めてある。
不思議なことに、何十年も前のことでも、その時々のことを思い出す。


今回は、パンフレットは買わなかった。
一人には、何も思い出は残らないだろうから。



人間と幽霊と魔物が生活している鎌倉が舞台のファンタジー大作は、
誰でも楽しめて、ちょっぴり心がほっこりするお話。

私は、夫のことをいっぱい思い出して、会いたくて会いたくて。
映画館の暗がりの中で泣いてしまった。

映画のように、黄泉の国で夫と再会できるのであれば
その日まで、しっかり元気で生きていかなければ。

お正月準備の買い物をして、帰ってきた。
また一人の１年が過ぎていく。






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