マリーゴールドホテル

年末は、テレビ番組が面白くない。

で、ＤＶＤを借りてきて見ることが多くなる。
世間は、忙しくてテレビやＤＶＤを見る暇はないのかな、、、と少し後ろめたく。


以前、パソコン仲間から「マリーゴールドホテルで会いましょう」という映画を勧められた。

それぞれ事情を抱えたシニア世代の７人が、イギリスからインドに移住する。
パンフレットとは異なるおんぼろホテルと異文化の洗礼を受ける男女の様子が
コメディタッチで描かれている。

なかなかに面白かった。

息子も一緒に見ていたのだが、先週「マリーゴールドホテル　幸せの第２章」があったよと
借りてきてくれた。

キャストは有名な俳優ばかりで、さらに第２章には、リチャード・ギアが出ていた。

初めてリチャード・ギアを見たのは、「愛と青春の旅立ち」　夫と見た映画。
とても印象に残っている。
夫と話した言葉は忘れたけれど、二人で面白かったねと言ったことは覚えている。


幸せの第２章　の中では、みんなが一歩踏み出す。
人生の終盤だから、迷っている時間はないと。

もちろん、毅然と人生の幕を下ろす人もいる。

でも、静かな元気が出る映画だった。


この間のＤＥＳＴＩＮＹでは、夫に会いたく泣いてしまった。
そのことを知った友人が、
「いい映画だったのね」と言ってくれた。

心が温かくなった。

寂しいとか悲しいとかではなく、
いい映画を見て、幸せな気持ちで涙が出たと言ってくれた気がした。

たくさん思い出してあげよう。
静かに、元気に、頑張ろう。





にほんブログ村


にほんブログ村