いち子ばーばのお針箱Ⅱ

昭和一桁のばーばが、虜になったウクライナ刺繍を主に、エッグ・アートなどの作品をご紹介して居ります

メアリーさん

2008年06月02日 | Weblog

去年は数輪しか咲かなかった大家さんの鉢植えのアジサイが

今年は沢山の花を咲かせました

黒い点は、養老さんが集めていらっしゃるゾウムシでした

 

アメリカ・クリーブランドで、ホームステイをして居た

メアリーさんに逢って間もない頃の写真です

メキシコ人で、御主人の暴力で、耳が聞こえなくなったそうです

そのメアリーさんと、英語の不自由な私との会話は

目と目、心と心、後は身振り手振りでした

毎年訪問する様になってからは

1年間に有った出来事を、話して呉れて

泣いたり笑ったりで、時間の過ぎるのを忘れました

メアリーさんのお陰で、心は通じる物と言う事を実感しました

此れは、亡くなる2年前のイースターの

礼拝に出かける前のメアリーさんです

糖尿病で、毎朝血糖値を図っていた姿を忘れません

私の作る料理は絶対に食べて呉れませんでした

前に泊まった日本人に苦い思い出が有ったらしいです

その代わり、メキシコ料理をすすめる事も有りませんでした

子供さんたちの同居の話には耳を貸さずに居ましたが

イースター・バスケットを大勢のお孫さん達の為に

デザインして作るのが楽しそうでした

 

 

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