いち子ばーばのお針箱Ⅱ

昭和一桁のばーばが、虜になったウクライナ刺繍を主に、エッグ・アートなどの作品をご紹介して居ります

4年振りのピサンキ制作・・・・・

2015年04月02日 | イースター

白木蓮は盛りをすぎてしまいましたね

 

 

ピサンキを作るための道具です

キツカとかキストカ等と呼ばれている道具です

一番右の物が昔からのタイプで

左三本は新しいタイプでFMLとなって居て

線の太さによって使い分けます

右の塊は蜜蝋で黒くなっているのはろうそくの煤が

混ざって来たためですが此の黒さは模様を描くときには

たいへん役に立ち、最後に蜜蝋を拭きとると

黒色は残りません

 

東北の地震の後4年もピサンキ作りをしていなかったためでしょう

再開した時には腕がなまってしまいましたので

鶏の卵で復讐をしています

これが失敗の様子です

キツカをろうそくの火で温めて蜜蝋を溶かして溶かした蜜蝋を

キツカに入れるのですが

そのキツカの温め具合で蝋が溶け出し過ぎた為に

蝋のたまりが出来てしまって居ます

このようになると蜜蝋を拭きとっても色に染まる事が出来ないので

此の卵は食用になってしまいますが

何色か染めた後では染料が食用でないので

破棄しなければならなくなって仕舞うのです

キツカをろうそくの火にかざす時の角度や

タイムが大切な事なのはわかっているのですが

そこのタイミングが中々元に戻りません

練習した卵を並べてみました

今回久しぶりに作って居てピサンキを作る方が少ない原因が

判ったような気がします

結構面倒な事が多くそれに今の鶏卵の殻が薄くて

壊れやすい事もあり

今回練習用の卵をさがすのに苦労が有りました

でも、久しぶりにろうそくの灯を見ながらのピサンキ作りを

楽しんでいます

12日のイースターまでにどれだけ作れるかな?????

 

 

 

 

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