丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

Dance! Dance! Dance!

2008年11月24日 | お子様
 我がチビチビ軍団のダンスの発表会がようやく終りました。なんせ小さなスタジオなので発表会となると、親の負担は莫迦になりません。お金の負担もさる事ながら、労力の負担は本当に物凄いものがありました……。やっと終わった~、ほう~っと言うのが正直な感想(笑)。
 それでも自分もダンス三昧な子供時代を送っていたので、本番が近づくとなにやらソワソワと妙に嬉しいような、緊張するような懐かしい感覚になるのです。不思議なものですね~。

 我がチビチビ軍団も日増しに緊張の度合いが高まっていたようで。チビ子は二回目なので割合落ち着いていましたが、本番が近づくにつれ練習での真剣度が増していくのがよくわかりました。今までなら練習後駄目ダシするとふくれていたのに、うんうんと真剣な顔で駄目ダシを聞いているし、自分から「あそこ、どうやった?」と聞いてくるほどの変わりよう。
 チビ太郎は一週間も前から「あ~、緊張するぅ。あと何日寝たら本番なん? あ~、もう、ダンスなんかおもんない! 発表会終ったら絶対やめたるぅ!!」と、叫び通しでした。

 そして迎えた本番。長い事一生懸命練習した甲斐あって、ところどころ小さなミスはありましたが、全体としてはよく出来ました。なによりもチビ子もチビ太郎も、そして他の子供達も練習の時よりずっと生き生きと、そして楽しそうに踊っていたのが嬉しかったです。ああいう姿を見ると、これまでの大変さも吹き飛びます。
 
 舞台とは不思議なものでして。経験のある人にはわかると思うのですが、舞台上でスポットライトを浴びると全てが昇華していくような気になるのです。その瞬間の気持ちの良いこと! その快感は、なんと言うのか、ちょっと麻薬に似ているのかもしれませんね(って、麻薬の味は知りませんが)。形容しがたい喜びと満足感、充実感、ドキドキ感、そして肉体的な疲労。これはもう、一種のエクスタシーと言ってもいいでしょうな(笑)。
 そしてこの禁断の果実の味を知ってしまうと、なかなか止められないのです。そして私のように、大人になってもなんやかんやと舞台に上がる機会を作ろうとあがいてしまうのですね~。
 こうしてうちのチビ共は確実に私と同じ病気にかかってしまうのでありました(笑)。

 ちなみに「やめてやる!」と喚いていたチビ太郎ですが、オープニングの一曲を終わって、楽屋に駆け込んでくるチビ太郎ときたら、目をキラキラさせながら、
「ダンス止めるの、やめる! 本番、むっちゃ楽しい!!」
 と、叫んでいました(笑)。帰りの車の中でもしみじみと、
「こんなに楽しいって思ってへんかった……。僕、ずっとダンス続けよ……」
 と、呟いていたという(笑)。
 よし、ジャニーズ・マルコメってのはどうだ? 息子よ。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おつかれさまでした (弥勒)
2008-11-25 13:24:43
ダンシング・ハイってあるのでしょうかね。

舞台には余りご縁のない、私ですが、
体育会系の試合の前の、妙にたかぶる気分と、
試合中にぬおおお・・・どうだ、この~!みたいな
そんな気分に似ているのでしょうかね。


チビ子ちゃん、何だかんだいうて、母上に
似てきてはるんちゃいますか?(笑)
チビ太郎くんって、ほんま可愛い!!
楽しくダンス、続けてほしいですね。

来年は、ぜひ観に参りたいです。
返信する
あるある (ちえぞー)
2008-11-26 13:33:48
>弥勒さま
間違いなく、ありますね。
ダンシング・ハイ(笑)。

マラソンもそうだけど、
この手の脳内麻薬は誠に依存性が高い(笑)。
危険だ~!
返信する

コメントを投稿