珍しくN●K大阪児童劇団の春公演のレビュウです。滅多なことでは書かないのですが(書くと色々と物議を醸すので)、今回は観客として観たのでちょこっとだけ触れておこうかと思いました。で、何故今回は保護者としてではなく、観客と化したか。それは本番がチビ子の入学式とかぶってしまい、チビ子が出演断念したからでした。
いやあ、チビ子は最初から「入学式休んで、春公演出る!」とのたまっておったのですが、さすがに親としてはそこまで踏み切れず……。仮に私が許可しても、じいちゃん・ばあちゃんが許さないでしょう? で、やむなく今回の出演は見合わせたのです。
え~、それでは作品の説明から。
「グッバイ・マイ…」
作:小野川洲雄 演出:宇仁菅真
生まれる前の魂が集っている場所で、黄朗、桃子、青太が人間として生まれる順番を待っていた。人間界に生まれたら幸せになるんだ! と希望に胸を膨らませる三人に、緑という魂が冷やかに言い放つ。「必ず幸せになれると思ってるの?」 三人は魂たちを管理している老人にそれぞれの未来を少しずつ見せてもらう。三人を待ちうける未来の姿は、幸せとは程遠い、苦難と絶望に満ちたものだった。生まれて生きて行く事を選ぶのか、それとも生まれずに消えて無になる道を選ぶのか……。三人の魂は苦悩する。やがて緑の順番が回ってくる。緑は自分を待ちうける絶望的な未来を知りながら、あえてその未来と立ち向かうために生まれる道を選ぶ。緑の未来が変われば、自分たちもなんとか出来るのではないか……。三人は緑の行く末を見守る。そして……。
全部書いちゃうとネタばれになるのでやめときますが、とてもとても深い内容でした。人生の意味とはなにか。その問いは人間にとって永遠です。その命題に対して子どもたちが真っ向から挑んだ芝居でした。芝居の時間は一時間とかなり短いのですが、児童劇団にしては珍しくほとんど歌も踊りもない(オープニングとエンディングのみ)、ストレートプレイ。それもほとんど四人でのセリフ芝居です。
で、観劇の感想だけ、書きます。
涙腺崩壊。号泣。
涙腺破壊力★★★★★
流涙加速度★★★★★
え~、改めて「グッバイ・マイ…」を涙腺崩壊三大演劇に認定します。ちなみにあとの二つは「レ・ミゼラブル」「蜘蛛女のキス」です。堂々の殿堂入り、おめでとうございます。青太、黄朗、桃子、緑はこの公演で卒団する中二(新中三)が務めました。最後の舞台ということもあり、四人とも渾身の芝居でした。結構な長台詞ばかりでしたが、本当に素晴らしい芝居でした。
音楽劇もいいけど、個人的にはストレートプレイこそが芝居の本質だと思っているので、こういう作品を児童劇団が挑戦するというのは素晴らしい!! と改めて思ったのでありました。
おまけ。
チビ子は終演後、「やっぱり入学式なんか休んだらよかった!!!!!!」と、ほぞを噛んで悔しがっておりました(笑)。 ちゃんちゃん♪
いやあ、チビ子は最初から「入学式休んで、春公演出る!」とのたまっておったのですが、さすがに親としてはそこまで踏み切れず……。仮に私が許可しても、じいちゃん・ばあちゃんが許さないでしょう? で、やむなく今回の出演は見合わせたのです。
え~、それでは作品の説明から。
「グッバイ・マイ…」
作:小野川洲雄 演出:宇仁菅真
生まれる前の魂が集っている場所で、黄朗、桃子、青太が人間として生まれる順番を待っていた。人間界に生まれたら幸せになるんだ! と希望に胸を膨らませる三人に、緑という魂が冷やかに言い放つ。「必ず幸せになれると思ってるの?」 三人は魂たちを管理している老人にそれぞれの未来を少しずつ見せてもらう。三人を待ちうける未来の姿は、幸せとは程遠い、苦難と絶望に満ちたものだった。生まれて生きて行く事を選ぶのか、それとも生まれずに消えて無になる道を選ぶのか……。三人の魂は苦悩する。やがて緑の順番が回ってくる。緑は自分を待ちうける絶望的な未来を知りながら、あえてその未来と立ち向かうために生まれる道を選ぶ。緑の未来が変われば、自分たちもなんとか出来るのではないか……。三人は緑の行く末を見守る。そして……。
全部書いちゃうとネタばれになるのでやめときますが、とてもとても深い内容でした。人生の意味とはなにか。その問いは人間にとって永遠です。その命題に対して子どもたちが真っ向から挑んだ芝居でした。芝居の時間は一時間とかなり短いのですが、児童劇団にしては珍しくほとんど歌も踊りもない(オープニングとエンディングのみ)、ストレートプレイ。それもほとんど四人でのセリフ芝居です。
で、観劇の感想だけ、書きます。
涙腺崩壊。号泣。
涙腺破壊力★★★★★
流涙加速度★★★★★
え~、改めて「グッバイ・マイ…」を涙腺崩壊三大演劇に認定します。ちなみにあとの二つは「レ・ミゼラブル」「蜘蛛女のキス」です。堂々の殿堂入り、おめでとうございます。青太、黄朗、桃子、緑はこの公演で卒団する中二(新中三)が務めました。最後の舞台ということもあり、四人とも渾身の芝居でした。結構な長台詞ばかりでしたが、本当に素晴らしい芝居でした。
音楽劇もいいけど、個人的にはストレートプレイこそが芝居の本質だと思っているので、こういう作品を児童劇団が挑戦するというのは素晴らしい!! と改めて思ったのでありました。
おまけ。
チビ子は終演後、「やっぱり入学式なんか休んだらよかった!!!!!!」と、ほぞを噛んで悔しがっておりました(笑)。 ちゃんちゃん♪
自分の一番好きな「レ・ミゼラブル」
と並んで殿堂入りと言っていただき、ありがとうございます。
これからももっとステップアップして、いろんな舞台に
立てるように頑張りたいと思います。
ようこそお越しくださいました。
本当に素晴らしい芝居でしたよ。
青太さんは在籍期間こそ短かったけれど、
どの舞台もとても存在感がありました。
それは大柄だからとか、そういう理由ではなく、
独特のオーラを持っている演者さんだなぁ……と
思っていました。
これからも演劇を続けるのですね。
どこかの舞台でオーラを増した青太さんを
お見かけ出来ることを楽しみにしております。
応援してま~す!!