すっかりほったらかしのこのブログでございますが、そこそこ元気にしております。なんせ、やったらめったらに本業がいそがしく、ほぼほぼ毎日十一時間労働という状況で、家帰ってパソコン開いてなにかしらしようかという気に全くならないのでございますよ。なにも考えないで更新できるFBはちょこちょこ書いてるのですけど、こちらはそれほど気軽なものでもなく……。そろそろ店じまいなんかも考える今日この頃です。
それ . . . 本文を読む
「ないがしろ」
無キガシロ(代)の音便。無いも同然の意。
①他人や事物を、あっても内科のように侮り軽んずるさま。宇津保物語(蔵開中)「度々文遣りなどするはいと==にはあらぬなめり」。「親を==にする」
②しどけないさま。むぞうさなさま。源氏物語(空蝉)「==に着なして}
③職場での私の立ち位置wwwww。
いいや。利用者さんからは重宝がられてるから。利用者さんが私を必要としてくれているか . . . 本文を読む
春の嵐が吹き荒れる季節……。そして職場にも嵐が到来です。恐ろしいペースで増える利用者さん。そして、次々と消えるスタッフ……。怒涛の勢いで一日が過ぎて行きます。私は非常勤なので隔日出勤ですが、可哀そうなのは常勤職員。特に気になっているのは同じ職種であるOTの後輩君。
元々この職場については割り切って働くつもりでやってきたので、どんな体制であれ、どんな状況であれ、上の方針に粛々と従う予定(もっと . . . 本文を読む
職場を変わって半年。環境の激変と人手不足に振り回される毎日だが、ここに来てようやく「おおおお……。これは楽しいかも」と思える事態がやってきた。なんと現在二十代の男の子が三人もいるのだ~~~!
思い返せば病院勤務の三年間を除いて、この十ン年間、オバちゃんとおばあちゃんとおじいちゃんと子どもには囲まれてきたが、すぽんと抜け落ちていたのが若い男!! ああ、なんとも色気のない生活だぁなぁ……。そら、 . . . 本文を読む
芸術の秋でございます。今日は久しぶりに以前の職場を訪ねました。今日から文化祭が始まったので利用者さん達の作品を拝見してきました。
ほんこの間まで一緒に過ごしていた人達の作品が、なんとも懐かしいような、新鮮なような……。淡いノスタルジーを感じながらじっくりと拝見しました。
もっとたくさん展示してあるのだけれど、名前などの個人情報が写るといかんので、この程度しか載せられませんが、本当に . . . 本文を読む
この秋は歌でお金をいただくという経験をします。一つはご依頼を受けた披露宴でのゴスペル賛美、そしてもう一つは師匠のワークショップの助手として働き。ワークショップの自主練習時の指導をする事になっています。普段、自分の所属しているクワイアでも自主練習の指導はしていますが、それはあくまで趣味で始めたサークルの、自分も一メンバーであるという枠の中での指導。言ってみれば、クラブ活動での主将みたいなモンです。 . . . 本文を読む
あんまり大きな声では言えないが、長年勤めて来たデイサービスをそろそろ退職しようと思っている。仲間と共に作り上げて来た大切な場所だが、何事も転機というものがあるのが現実。そろそろ私もお役御免のようだ。
だがしか~し!
だからと言って、当然この私が専業主婦になるはずもなく。
昨年九月から週一回だけ手伝いに行っているデイサービスでの勤務を増やす方向で職場の管理職と話をしている。今日の話で . . . 本文を読む
作業療法士になってかれこれ十●年。たくさんの患者さん・利用者さんを送ってきた。そしてまた一人、カウントダウンに入った利用者さんがいる。九十年を超える長い人生が、ゆっくりと消えて行こうとしている。油の切れた炎が少しずつ小さくなって、やがて静かに消えてしまうように、その人の命の炎も静かに小さくなっていっている。まさに老衰を絵に描いたような経過をたどっている。
最初に送った人は病院で担当していた患 . . . 本文を読む
小指が~いたい~♪♪
……ではなく、人差し指がいたい~(笑)。今朝のお仕事場面での出来事であります。
そのオネエサマは重度の認知症のため水分を飲んだり、吐きだしたりというのがなかなかできません。機能的には出来るのですが、どういったらいいのでしょうね、口に入った水分がナニなのか理解できない。ですから、一度口に入った水分をず~~~~~~~~~っと口の中に含んだままにしてしまうことがあるのです。う . . . 本文を読む
けっしてマイケル・ジャクソンのマネではなく、ため息です、ため息。
今の職場に関わりだしてそろそろ八年。結構な関わりになってきました。非常勤、週三日という勤務体制ではありますが、業務関連の仕事も関わっていて、それなりに責任のある仕事の内容をさせてもらっているのであります。開設当初からの理念を大切に思うからこそ、色々あっても乗り越えて来た職場だと思います。……が、最近どうも職場内の歯車がかみ合わ . . . 本文を読む
歳を重ねれば徳を得る……とは言えないらしい。認知症の多い施設で働いているが、日々目にする光景を見ているとそんな事をいやというほど見せつけられる。
Aさんは認知症。結構進行した認知症で、言われた事を覚えている時間と言えばせいぜい2分くらい。言われた言葉の半分は理解すらできていない。トイレにいくために席を立つ頻度は20~30分毎。3分前にトイレに行った後でも、誰かがトイレに行くという声が聞こえた . . . 本文を読む
新芽が勢いよく萌えいずる春。優しく色とりどりの花が咲き乱れる春。鳥が歌い、蝶が舞い、猫がのんびりあくびする春。そして、この時期、人もまた元気になってしまうのですなぁ……。デイサービスのご利用者さん(特に男性)が妙に色気づいてくるのであります。
職員の腕をきゅっと触ってみたり、隣の女性(御歳九十◎歳)の手を握ってみたり。「これっ。この手はなんですか」と軽くたしなめると、可愛らしくお答えになるので . . . 本文を読む
ついに順番が回ってきましたなぁ……。ずっと言ってたもんね、「早く私の順番がこないかしら。長く生きすぎたわ……」って。あなたには言わなかったけど、実はね、前の訪問の時、ちょっと予感はあったんだ。ああ、だいぶ心臓が弱って来てるな……って。で、ヘルパーさんには一応報告してたのよ。「急変する事もあるかもしれないから、気をつけててね」って。……最近、よく当たっちゃうのだわ、私の予感。
そう言えば去年の . . . 本文を読む
夕ご飯作って、子供と一緒に食事を摂って、子供の話に噴き出して、片づけして、子供に毎日決まったセリフで怒って、風呂に入って、パソコン触って……。当たり前の毎日が、当たり前のように過ぎていく。
ふと、ある人に思いをはせる。二度目の出産後、仕事を再開してからずっと担当してきた利用者さん。今まさに、三途の川を渡ろうとしている。私がこうして日常を過ごす間にも、彼女はあちらへ行く途中かも知れない。彼女の . . . 本文を読む