丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

ワ~タシ 英語 シャ~ベレマセ~~ン

2013年10月22日 | ゴスペル
 ゴスペルを始めて九年くらいになります。この秋は師匠の助手的な立ち位置で、教会のクワイアの自主練指導なんかもしているなんて話は先日も書きましたが……。

 うちのクワイアも含めて、色んな人とゴスペルを歌う機会が増えているのですが、いつも思う事が二つ。一つは「日本人、やっぱリズムが民謡……」、そしてもう一つは「日本人、やっぱ英語だめですなぁ……」ということ。リズムについては、まあ、今日はおいといて。

 英語、あきまへんなぁ。かくいう私も「ワ~タシ英語シャッベレマセ~~~ン。難シイ話、ワッカラナイネ~。めーるデ、送ッテク~ダサ~イ」的なレベル(笑)の英語力なので、あんまり人の事は言えないのですけど、ただ発音だけは昔からそこそこ良いらしいのです。だから余計に片言喋ると、英会話出来る人と勘違いされてベラベラされちまって往生コクのですが……(笑)。
 よくよく思い返せば、中学生の頃からJ-popよりも洋楽の方が好きになったので、わからんなりにも英語の歌を英語で歌う事を一生懸命しておりまして、その辺が良い効果となっているのかな? と思います。はい。

 それと、もう一つ。中学の頃の英語の先生「ミズキン」と呼ばれる男の先生がおられました。この先生の影響は大きいかもしれません。

 この先生、学校の授業にも関わらず発音に非常に高い意識を置いた先生でした。生徒たちの失笑を買うのもおかまいなしに、オーバーなくらいに「エンッム(M)」「エッる(L)」など、日本人の苦手な発音の数々を私たちに教えてくれていたのです。ちょっぴり頭の薄い万年係長みたいな(すんません、すんません)中年のオッサンが、口角に泡をためて大げさに発音する様は、中学生にとってはダサいの極みでしたが、実は私は結構感心して聴いていたのです。確かにオーバーなんだけど、実際そうやって歌うと、それらしく聞こえるんだもん。

 今、師匠がゴスペルを教える時に発音をうるさく(うるさいと思っているのではないですよ、師匠!)教えるのですが、その光景を見る度にミズキンを思い出します。そして同時に、これだけ実践的な英語教育と叫ばれて長いと言うのに、やっぱり発音一つ日本人は出来ないんだなぁ……と変な感心をしています。

 何が邪魔をしてるんだろうねぇ。恥ずかしいって気持ちですかね。それとも英語をしゃべる機会がないってことですかね? 機会がないというのなら、英語の副教材としてゴスペルを歌わせるってのはいかがざんしょ(笑)。結構いい教材だとおもうんだけどな。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿