お月見コンサート

　毎年恒例、職場の敬老お月見コンサート週間です。例によって例の如く、私と相方であるピアノ弾きR女史の担当は水曜日でした。
　水曜日は高齢とは言え、非常にしっかりしたお姉様方が多く、唱歌と懐メロだけでは物足りない！　で、今年は下記のようなラインナップにしたのでした。

①砂山
②ラストダンスは私に
③東京ブギウギ
④蘇州夜曲
⑤童神
⑥赤とんぼ
アンコールがかかれば
　千の風になって

　一人で七曲ですよ。も～、これは試練ですな、はっきり言って。今年は本当に忙しくて準備がほとんど出来ず、ホンマにぶっつけ本番でした。発声練習もままならないため、会議用のマイクをひっぱりだして、極力地声は張らないようにして喉を保護。
　でも東京ブギウギは一度やって見たかったので、嬉しかったです。家でも私が鼻歌を歌っていたら、チビ共も気に入ったようで、一緒になって「♪と～お～きょ～ブギウギ～♪」とやっておりましたよ。服部良一と笠置シズ子は偉大なのであります！

　ま、結果はですね、まあまあと言ったところでしょうか。暗譜をする時間すらなかったので歌詞をちらちら見ながら歌ったのですが、字が小さくて、行を読み違えること二回。う～ん、老眼か？　少々、恐ろしくなったのでありました。
　五曲目の童神という曲は、夏川りみさんが歌っている沖縄風の子守唄であります。これを歌いだした途端、ばたばたと眠りに落ちる利用者さん（笑）。歌いながら噴き出しそうになりました。うちの子供よりも落ちるのが早かったですな。歌い終わってから思わずMCで、
「　……子守歌やからね。そら、寝るわな。ようけ、寝てはりまっせ」
　と、突っ込んだちえぞーでありました。

　でも、今年のコンサートの売りは歌のラインナップではなく、私の衣装！　毎年仕事着である白衣やら、クワイヤーの服装（上下黒）で歌っていたのですが、今年は十年前に購入したチャイナドレスをクローゼットからひっぱり出して、それを着てみたのでした。

　なんせ結婚式の二次会で一度着ただけやからね。その後、子ども二人産んでるしね。
　
　かなり不安だったのですが、入りました！　でも、しゃがむとビリッといきそうでした（爆）。体重は戻っていても、やっぱり骨盤は広がってますな。それを密かに実感したのでありました……。