丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

君は愛されるため生まれた

2010年12月19日 | ゴスペル
 珍しく連投です(笑)。今日は本当に素晴らしい体験をしました。
今日は私の職場であるデイサービスで恒例のクリスマスコンサートをしてきました。今年はあえてゴスペルにはあまりこだわらず、日本語の曲を多く入れて歌ってきました。やっぱり英語の歌はお年寄りには向かない(笑)。

 その中で数少ないゴスペルナンバー「君は愛されるため生まれた」というのがあります。この曲は今年一年、クワイアでは何度も歌ってきた曲の一曲です。

君は愛されるため生まれた
君の人生は愛で満ちている
君は愛されるため生まれた
君の人生は愛で満ちている

永遠の神の愛は我らの出会いの中で実を結ぶ
君の存在が私にはどれほど大きな喜びでしょう

君は愛されるため生まれた
今もその愛 受けている
君は愛されるため生まれた
今もその愛 受けている
今もその愛 受けている
今日もその愛 受けている


 今日のライブではほとんどの利用者さんがこの歌で涙されていました。

 ある利用者さんが泣きながらこうおっしゃいました。
「わたしなんか生きていてもしょうがないってずっと思ってたけど、生きていてもエエんやね」
 また、ある利用者さんは、
「私は愛されているって思うことができました」
 と、泣きながらおっしゃってくださいました。

 デイサービスに来ているという事は、皆さんそれぞれなにかしら身体に、心に、生活に、重荷を負っていらっしゃいます。なんでこんなに辛い思いをしながら、生き続けているんやろ……。子供より長生きしてしもうた……。そんな言葉もよく聴きます。
 そんな状況でありながら、「私は愛されている」と思えて、生きていることを肯定出来るなら、例えそれが一瞬であったとしても、本当に素晴らしいことですよね。

 すごい歌です。この歌。





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