丘を越えて~高遠響と申します~

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「ライオンキング」を観た!

2015年01月02日 | レビュウ
 皆様明けましておめでとうございます。今年もこのうだうだブログをよろしくお願い致します。昨年は少々さぼり気味のこちらでございますが、今年はもう少し頻繁に、せめて月に三回くらいは更新しなくては……と密かな目標を設定しております。が、あくまで密か(ここで書いている時点でどこが密かやねんという話もないではないけど)な目標ですので、あまり本気で受け取らないでください。

 さてさて、正月二日から、チビ子と共に「ライオンキング」を観て参りました。言わずと知れた劇団四季でございますよ。大阪四季劇場でロングラン公演をしております、あの、ライオンキングでございます。チビ子が敬愛してやまない劇団の先生が四季出身の方でして、噂ではかつてライオンキングでキリンを演じておられたとかおられないとか……。まあ、真偽のほどはわかりませんが、昔よりは四季のイメージが私の中ではよくなっておりまして、一昨年のサウンドオブミュージックに続く二回目の四季観劇です。はい。

 まずは正月エンターテインメントとしては大満足でございましたな。幕が開くなり、見事な造形の動物達がこれでもかと登場し壮大なアフリカの情景を作り上げます。さすがに数々の賞を獲得し、世界中で長く愛されているだけの事はあると始まって一分で実感です。舞台全体を一貫して見事なアフリカンアートが彩っているというだけでも、二時間を越える長丁場ですが飽きずに楽しめます。
 そしてアフリカンテイスト溢れる音楽もまた見事でした。ただ、アフリカンゴスペル大好きの私にとってはコーラスというか、ボーカルの発声というか、少々物足りないものがありましたな。発声が綺麗すぎるんですよ。民族音楽って往々にして平べったい声の、そのくせ妙な厚みのある響きを含んだ独特のものがあるんですけど、その部分が足りないというか。……まあ、ね、相当マニアックな意見だと思いますので、これは個人の感想にすぎませんということでwww。
 それは置いておいたとしても、四季の役者さんたちの層の厚さは見事だなぁ……と思いました。ダンサーの技術も高いし(アンサンブルではちょっとばらつきがありますが)、歌も平均して高レベル。(……まあ、それも細かい突っ込みもないではないんですけど)。それに今回は私の苦手な「四季しゃべり」があんまり気にならなかったので、集中して舞台を観ることができました。なんだ、ちゃんと普通に喋れる役者さん、いるんじゃんwwww。って思いました。
 そんな舞台を何年もロングランで続けることが出来るというのが、なにより素晴らしいですよ。まったく。日本で唯一劇団員として食べていける劇団というのもうなずけるかも。

 これを機に、また四季の舞台に足を運んでもいいなぁ……とちょっと思う私でありました。

 



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