我が家のインターホンが壊れた。それが全ての始まり……。
インターホンの上に張り紙をした。
「故障中。御用の方は玄関の扉を叩いてください」
そう、確かにそう書いたのは私。
あれは、そう、先週の夜のことだった。
家族そろって夕ご飯を食べている時の事、
ふと私は玄関でノックの音がしたように感じた。
はて? こんな夜更けに誰だろう。
実家のバアバか?
そう思って身を乗り出して玄関の方を見た。
磨りガラス越しには人影は見えない。
「誰かきた?」
「さあ」
首をかしげる家族。
それくらいかすかなノックだったのだ。
念のために……と思って、玄関に行き、鍵を開けた。
がらがらっと開けると……。
闇の中に白い顔が浮かんでいた。
「ぎゃああああああああ!」
私は思わず絶叫してしまった。
が、よくよく見れば、暗い玄関先には、
真黒なパンツスーツに、黒い長い髪をばさ~~っと下ろした、
日本生命のセールスレディーが突っ立っているのだった。
私の絶叫に思わず退く姉ちゃん。
「声くらいかけてくださいよっっっ!!
思わずそう言ってから、へろへろになって台所に駆け込み、
その場にひっくり返って爆笑してしまった。
いや、保険屋の姉ちゃんには大変失礼な事だとは思うよ。
顔を見るなり、絶叫して、あとは爆笑しているんだから。
だが、しかぁし!!
口から心臓が出るほどびっくりしたんや~!
頼むからでかい声で名乗ってくれぃ!
アメリカやったら撃ち殺されるで、ほんまに。
インターホンの上に張り紙をした。
「故障中。御用の方は玄関の扉を叩いてください」
そう、確かにそう書いたのは私。
あれは、そう、先週の夜のことだった。
家族そろって夕ご飯を食べている時の事、
ふと私は玄関でノックの音がしたように感じた。
はて? こんな夜更けに誰だろう。
実家のバアバか?
そう思って身を乗り出して玄関の方を見た。
磨りガラス越しには人影は見えない。
「誰かきた?」
「さあ」
首をかしげる家族。
それくらいかすかなノックだったのだ。
念のために……と思って、玄関に行き、鍵を開けた。
がらがらっと開けると……。
闇の中に白い顔が浮かんでいた。
「ぎゃああああああああ!」
私は思わず絶叫してしまった。
が、よくよく見れば、暗い玄関先には、
真黒なパンツスーツに、黒い長い髪をばさ~~っと下ろした、
日本生命のセールスレディーが突っ立っているのだった。
私の絶叫に思わず退く姉ちゃん。
「声くらいかけてくださいよっっっ!!
思わずそう言ってから、へろへろになって台所に駆け込み、
その場にひっくり返って爆笑してしまった。
いや、保険屋の姉ちゃんには大変失礼な事だとは思うよ。
顔を見るなり、絶叫して、あとは爆笑しているんだから。
だが、しかぁし!!
口から心臓が出るほどびっくりしたんや~!
頼むからでかい声で名乗ってくれぃ!
アメリカやったら撃ち殺されるで、ほんまに。
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