チビ共の暑い夏！

　え～らいこっちゃ～！　まだ梅雨も明けやらぬこの七月の末、我が家ではとんだ大騒動が巻き起こりつつあります。

　大阪と言えば誰もが思いつくのは「たこ焼き」「阪神」「吉本」でしょうか。その三種の神器の一つ、「吉本」新喜劇の子役オーデションにうちのチビ共が応募したところ、なんと書類審査をすり抜け、二次審査も突破し、ついに最終審査に残ってしまったのであります！　それも二人とも……。

　書類審査で落とされるは思っていたら、まさかの二次審査。うちのイチビリ姉弟は二人とも特技としてダンスを披露。でもね～、ダンスったって、あなた、チビ子は「自称・タコ踊り」、チビ太郎は「ギャッツビー体ふきふき踊り」ですぜ。この二人、そこそこ長い事ダンス習わせてるのに、なんで「タコ踊り」に「ギャッツビー」やねん！！　どんな内容かって？　そんなモン、その名の通りですよ……。ちなみに音楽ですがチビ子は「イカスミダ・タコスミダ」という超マニアックな曲を選曲。チビ太郎は自分で「た～らららた～らら～♪ギャ～ツビ～、ギャツビ～♪」と歌いながら踊るという。ホンマに、アホでっせ、この二人（笑）。
　それでも舞台度胸のあるこのアホ姉弟は、審査員の前で臆することなくアホアホパワーを炸裂させたようでございます。で、結果が最終審査へのキップ。

　今日、吉本から最終審査用の短い台本が送られてきました。短いとは言え、台詞の量はというと、保育園の発表会どころの話やありまへん。チビ子はともかく、チビ太郎がこれをあと四日で覚えられるのか……（汗）。う～ん、相当シビアかも。
　チビ子はといいますと、彼女は実は俳優志望（本当はミュージカルスターになりたいけど、ピアノが大嫌いで譜面が読めないからという理由で普通の役者になると最近決めたらしい）なもので、すっかり乗り気。やる気マンマンです。初舞台が吉本新喜劇になれば、こりゃ結構いいプロフィールにはなりますな。

　そんなこんなで我が家は今大騒動です。私もさっきまでチビ共に付き合って台本を読んでいました。この調子では私が一番先に全部覚えてしまうかも（笑）。お母ちゃんもオーディションしてくれへんかな？　普段からデイサービスで鍛えてるから、即戦力になりまっせ～（爆）。
　まあ、とにかく、チビ共の暑い、いやもとい、熱い挑戦が始まります。皆様、応援してやってくださいませ。



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