春公演 終了！

　チビ子の春公演が無事終了いたしました。遠路はるばる足を運んでくださった方々には厚く御礼申し上げます。

　今回は前日のリハーサルを最初から最後まで保護者も観せていただけまして、初めてチビ子がステージで芝居しているところを生で観ることができました。劇団も色々と保護者サービスを考えてくださっているようで、ありがたい事です。

　しかし、なんですな。子供というのはすごいものですな。少し前に衣装合わせでレッスンの見学をした時には、正直「……これ、本番までにもう少しまとまるんやろね？　大丈夫かいな」と真剣に思ったのですが、春休みになって毎日レッスンをした甲斐があったというものです。きっちりある程度のレベルには達しておりました。
　春公演のためのクラスが編成されたのは今年の一月。一月中はオーディション期間で、本格的に芝居作りに入ったのは二月からです。たかだか二カ月で、これだけまとまるんだから大したモンです。若いって素晴らしい……。ここだけの話ですけど、ダンスのクラスなんて、キッズはほとんど一年越し、小さい子達なんて二年越しで振付て、練習してますからね（笑）。それは時間のかけ過ぎだとしても、たかだか二カ月のレッスン期間で本番を迎えるというのはやっぱり凄いと思いました。

　チビ子は昨年に引き続き今回もアンサンブルでしたが、それでも思った以上に台詞が多くて、それも目立つポジションでの演技が多かったので探しやすかったです（笑）。ダンスは（長年やっているから当たり前といや当たり前だけど）なかなかキレも良く、イイ感じ。芝居も随所に本人の試行錯誤の跡が認められ、面白かったです。
　なによりも、ホンマに楽しそうに舞台に立つんですわ。心の底から舞台を楽しんでいるというのが伝わってきて、観てるこっちも思わずニヤけてしまう。好きこそ物の上手なれとは言いますが、ホンマ、彼女は舞台が好きなんやねぇ。
　本番が終わって、一夜明けた今朝になっても、
「もっとやりたいわ……。もう一回やりたいわ……」
　と、呟いておりました。ダンスの発表会の後も、吉本の後も、去年の春公演の後もそうでしたが、彼女は心底ステージが好きなんですなぁ。そこまで好きなもんがあるという事が、母ちゃんは嬉しいっす。

　まあ、なにはともあれ、春公演、お疲れさまでした。