丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

お巡りさん

2010年03月15日 | 四方山話
 仕事での移動の途中、小型のバイクに乗ったお巡りさんが前を走っていた。何の気なしににみていたが、ヘルメットの下からチョロンとゴムでくくった髪の毛が覗いているのに気がついた。おや?っと思ってよくよく見ると、身体の線が細い。足も小さい。どうやら若い女の子らしい。
「婦人警官かぁ」
 男性と同じ格好で、同じバイクに乗って、警邏というのも大変だろう……。
 ところで、昔はよく駐車禁止違反の車の足元にチョークで線を引いている婦人警官をみたものだ。紺色の帽子とスカート、肩から提げたショルダーバッグが印象的だった。でも、最近そういう格好の、いかにも「婦人警官です!」といった女性の警官を見ないような気がする。あの婦人警官の姿というのは今もあるのだろうか? それとも男女雇用均等法があまねく浸透して、見た目の男女格差も無くなったのだろうか?? テレビの刑事モノには必ず女刑事が登場するけど、あんまり目立たないよなぁ……。
 
 そういえば、子供の頃はクラスに一人は「婦人警官になりたい」という子がいたが、今うちのチビ達のクラスに「大きくなったら婦人警官になりたい」という子は一人もいない。それってもしかして、婦人警官を目にする機会が減ったからなのだろうか。
 
 最近は自衛隊の入隊希望者も、警官の希望者も少なくなっているらしい。確かにきつい仕事ではあるだろうけど、リスクを超えた「ヒーロー像」が今の若い子の中には存在していないのかもしれない。今はテレビドラマに出てくる警察も案外大人しい。もっと弾けてもいいのではないだろうか……。だって、昔はどっかんどっかん車が爆発して、黒いサングラスにショットガンとか、革ジャンにハーレーとかの渋い刑事(笑)が大活躍だったからね。あんな刑事がおるか~! と言われればそれまでだけど、「格好いい~!」と子供に思わせる魅力には溢れていた。戦隊物みたいなものだ……。

 セクシーな制服の美人警官がどっかんどっかん爆発する炎の中から、ミニパトに乗って爆走する! みたいなドラマが八時くらいから放送されたら、もしかしたら婦人警官も世の中に復活するかも?!

 な~んて、女性警邏の後ろを走りながら頭の悪い想像をするちえぞーであった(笑)。


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