丘を越えて~高遠響と申します~

ようおこし!まあ、あがんなはれ。仕事、趣味、子供、短編小説、なんでもありまっせ。好きなモン読んどくなはれ。

堺雅人・初主演連続ドラマ・Joker を観た!

2010年07月13日 | レビュウ
堺雅人の初主演連ドラと聞いて、見ない訳にはいかんでしょ~! それに長年好きな俳優さん、鹿賀丈史も出てるし。


と、思って見てみたものの……。



感想……。感想をね、せっかくだから書こうと思いますよ。うん。


うん。


……うん。




………うう~~~~~ん。



どう言えばいいのか。



エンターテイメントと言うには面白くないし、
社会派というにはリアリティーがないし……。
観終わった後の、この後味の悪い感じがなんともかんとも……。

必殺仕事人の現代版って言えばわかりやすいけど、
必殺のように「殺し」を魅せる訳でもなく。
ダーティーハリーほどの壮絶さもなく。

子供が被害者っていうのも少々痛いなぁ……。
子供がらみの事件ってのは実際に救いがなさすぎて、
モチーフとは言え、イジるっていうのが見ていて抵抗がある。

堺雅人のトラウマが、
幼少時の陰惨な記憶っていうのもなんだかな~。
目の前で両親が射殺されて、コンクリ詰めにされてる途中で、
犯人を自分が刺し殺す……。
わかりやすすぎじゃないか?

……というか、伏線にしても初回で出しすぎだろ~。
いいのか、それで。

昼行燈の堺雅人に
はみ出し鑑識の錦戸亮、
堺雅人とコンビを組まされるキャリアの女刑事の杏。

兄ちゃんは鑑識で内野さんの部下だったなぁ(笑)。
兄妹で警察か~。

情報提供しつつネタ探しをする
元同僚のフリーライターのリョウ。

どこかで観たようなキャラクター……。

「必殺仕事人」と「相棒」と「臨場」?

……って、これって全部テレビ朝日じゃないか~~~~~!!!!

いいの? いいの?? 本当に、これでいいの?!
フジテレビ!!!!






堺雅人を使って人殺ししたいという、
制作者の意図はよ~くわかる。

「天使の微笑みを浮かべながら狂喜の犯罪に手を染める」なんて図は、
創作癖のある人間なら絶対に一度は思い浮かべるって!!

私だって堺雅人あて書きで、
ホラーじみたミステリーのプロット書いたことあるも~ん(笑)。
「暗すぎる! 重すぎる!!」って没になったけど(爆)。


それにしても、
いかん、いかんな。
まるっきしすっきり感がない!!

この後味の悪さを、どうせえというのぢゃ?!

どうしてくれる、フジテレビ!!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿