弟の出家(何でやねん)を機に実家が取り壊されることになった。築約三十年、そのうち二十余年をその家で暮らしてきた。リフォームに次ぐリフォームで、建てられた当初とはまるで別の家のようになっている実家だが、それはそれで色々と思い出も詰まっている。
・・・などと、そんな感傷はちょっとコッチにおいといて。三十年の積もりに積もった生活の垢を片付けるのは只事ではない!弟が出て行くまでにかなり頑張って色々と処分していってはくれたものの、それでも山のように日用品からどう見ても廃棄物まで置き去りにされている。それを母と二人で残暑の中、蚊に食われつつ、片付けた。
しかし、いつの間にこんなにたくさんの物がこの狭苦しい家の中に詰まっていったのか。中には「なんでこんなしょうもないモンが残ってんねん?」というような物もてんこ盛りだ。それでもなんとなく当時の状況なんかが脳裏に甦ってきたりして、自分の歩んできた道を改めて振り返った気分だ。
そんな思いを抱きつつ、一つの確信を得た。
人生とはゴミを作る作業である。
所詮、人間の営みなんぞはゴミの山~♪そんな事をでたらめな鼻歌(それも演歌調)まじりに、少々自嘲気味に歌いながら、たくさん捨てちゃった。わはは。
・・・などと、そんな感傷はちょっとコッチにおいといて。三十年の積もりに積もった生活の垢を片付けるのは只事ではない!弟が出て行くまでにかなり頑張って色々と処分していってはくれたものの、それでも山のように日用品からどう見ても廃棄物まで置き去りにされている。それを母と二人で残暑の中、蚊に食われつつ、片付けた。
しかし、いつの間にこんなにたくさんの物がこの狭苦しい家の中に詰まっていったのか。中には「なんでこんなしょうもないモンが残ってんねん?」というような物もてんこ盛りだ。それでもなんとなく当時の状況なんかが脳裏に甦ってきたりして、自分の歩んできた道を改めて振り返った気分だ。
そんな思いを抱きつつ、一つの確信を得た。
人生とはゴミを作る作業である。
所詮、人間の営みなんぞはゴミの山~♪そんな事をでたらめな鼻歌(それも演歌調)まじりに、少々自嘲気味に歌いながら、たくさん捨てちゃった。わはは。
弟さんが出家ですかい!(笑)
実家の取り壊し。。ひとごとではありませぬ。
五歳まで住んでた家が、数年前父の借金のかたに売りに出されたんですが、建物に価値がない(耐震構造などないため)と診断され、跡形もなく取り壊され・・・弟と一緒に見に行ったんですが、やはり寂しい気持ちでしたね。
>所詮、人間の営みなんぞはゴミの山~♪
あ、それそれ!引越しのときにつくづくと実感しましたよー(汗)
まったく、諸行無常の響あり・・・てな感じですね。きっと太古の大昔から、同じことを言ってきたんでしょうねぇ。遷都する時とか、その昔都のあった所を訪ねたりした時とか・・・。人間って進歩ないなぁ。