給食のパンは、通常はカナダ産小麦の小麦粉を使っていますが、今月は、「はるみずき」という品種の香川県産小麦を使って焼いています。
香川県では、古くからうどん用の小麦は栽培していましたが、パン用の小麦は、もともと、寒い地域に向く作物なので、あまり栽培されていませんでした。
それを、暖かい西日本でも栽培できるよう、品種改良を重ねて、昨年の5月に香川県で初めて「はるみずき」というパン用の小麦が収穫されました。その小麦が今年も県内で栽培されて、収穫できたそうです。
香川県学校給食会が、県内の給食用のパンのために、県産小麦を調達してくださり、給食に出すことができました。
子どもたちは、県産の小麦を使ったパンを、ぱくぱく食べていました。