コーチのひとこと

ryuryuが保育園の時から通っているスイミング

 

今は選手コースで火・木は夜２ｈ泳いで

土・日は午後１ｈジムでのトレーニングのあと

２ｈ泳ぐ

 

選手コースにもグレードがあって

今のクラスには、小3の3人のお友達の中では

一番遅れて、やっとのことあがれた

 

1年生の頃は、ryuryuが一番速く泳げていたんだけどね・・・

残念ながら、今は一番遅い

 

子どもはロボットじゃないから

身長、体重、骨格、筋肉、筋力・・・

色々な面で差が出てきたってことよね。

それに気持ちも。

水泳が好きで好きでたまらなくて練習している子

ryuryuみたいに、水泳よりもサッカーに傾きつつある子

子どもの気持ちはコントロールできません。

 

ここで、いくつかの大会があるらしいけれど

ryuryuにはお声がかからない

ママとしては、口惜しいし、ちょっと悲しい

 

「ryruyuはお友達に先を越されて、

くじけてないだろうか？」

なんて心配にもなる。

そんな私の気持ちを知ってか知らずか

ryuryuはこんなことを言う。

 

「スイミングはね、人と比べてもしょうがないの。

自分との闘いだから」

 

・・・そうね、納得。

私も思わず

「ryuryu頑張ってるもんね

自己ベスト更新が目標だもんね」

って、調子を合わせてしまった。

そして2人で声を合わせてもう一度

「自己ベスト更新が目標だもんね～」

なんて言ってしまった。

負け惜しみ？強がり？

ryuryuの心の奥まで見えないけれど

裏表のない素直なryuryuは

きっと心からそう思っているんだと思う。

 

そうそう、それでいいよね。

ママも反省。

他の子と比べるのはやめよう

 

練習を終えて

「今日、コーチにほめられたよ」

って、話してくれる時の

その笑顔がなんとも言えないくらいいいんだよね～。

 

最近ryuryuもようやくパドル使用が解禁になった。

待ちに待ったパドルの解禁だったので

それを入れるカゴを買う時から大喜び

 

Tコーチの内緒の話が、ちょこっと耳に入ってきた。

「ryuryuは最近頑張っているから、パドルを解禁にした」

って。

 

毎回車を降りてプールに向かう時

「がんばってね」

って声をかけると

「うん」って力強くうなずいていくもんね。

頑張ってるんだね、コーチもちゃんと見ていてくれているんだね。

そう、何よりもコーチが見ていてくれて、頑張りを認めてくれていた

ってことがうれしい

そう思ったら、ママの目はウルウルしてしまいましたよ。

 

「みんなに先を越されて・・・」って

しょげていたママは、自分が恥ずかしくなりましたよ。

精神的には、子どものほうが上だったみたい。

教えられました