船が見えました
絶対にあの船だわ
もっと速く走れないの?
ほ~らもうすぐ
ryuryuはどこにいるのかしら
早く姿を見せて
お迎えに来る途中、電車の中で
何度かウルウルしてしまいましたけど
またここでもウルウルウル
船が到着しました。
やっとryuryuが降りてきました。
私の顔を見ると
「こんなところにいるの?」
みたいにびっくりしたお顔をして
うれしさを隠しているのか・・・
プイッと横を向いて、
お友達と歩いて行ってしまいました。
ちょっとなんでかかと踏んでるの
解散式です。
国際自然大学校のスタッフの方たちです。
楽しいキャンプ、素晴らしい時間を過ごせたのも
スタッフの方たちのおかげです。
何よりも、「安全第一」に気遣っていただけるのは
ありがたいことです
折しも、あの川下り事故があったばかりですからね。
安心してお任せできます。
お別れのあいさつをして・・・
ryruyuの班のインストラクター"りる"さんです。
大学院の学生さんで小学校で理科を教えたりもしているとか。
キャンプでの様子をお伺いしました。
16日の夜(3日目の夜)
「ママに会いたい・・・」
って泣いていたそうです。
まだまだ甘えんぼさんですね。
でも、それを聞いてなんだかホッとしました。
外に出て、日常のなんでもないことが大切に思えてくるのよね。
それはよいこと
いつもママがそばにいること、それは当たり前のことだけど
とても幸せなことなんだって。
ママも寂しかったもん・・・
今朝は、目を覚ますと横に
お腹を出したryuryuが眠っていて
"すっごく幸せだなぁ"って思いましたから。
少したくましくなったかしら?
そんなに疲れた様子もなく・・・元気そうで安心しました。
お迎えは電車で。
電車の中、乗り換えの時
キャンプの話を色々としてくれます。
「すっごいめずらしい魚、先が細くってこういう魚とかね
見たんだよ」
「三原山の地層ってね、こんなふうにクネクネになってるんだよ」
などなど・・・
「何が一番楽しかった?」って聞くと
「おふろ」と言う答えが。
(・・。)ん????
伊豆大島=おふろ???
意外な答えです。
きっと・・・
"全然知らなかったお友達と
仲良くできていた"ってことよね。
そのお友だちと一緒にワイワイと
楽しくお風呂に入ったんでしょうね~。
新宿で夕食にしました。
「お寿司が食べたい」って。
「ママもビール飲んでね」って。
こ~んなお刺身も食べましたよ。
サザエやアワビはほとんど私の口に入ることもなく・・・
ryuryuはよく食べます
「ママにおみやげ買ってきたよ」
解散して私のところに来ると、すぐにそう言っていました。
ようやく、お披露目です。
「何、買ってきてくれたの?」
「シュシュとブレスレットと石けん」
自分には
「サメの牙の魔除け」
おじいちゃんには?
「ごめんなさい。忘れてた」
しまったという表情をしています。
「じゃ、石けんをお風呂場に置いて、みんなで使おうね」
と言うと
ホッとした様子で
「うん、そうしよう」って。
時間がなくなってしまったので
お寿司を包んでもらい電車の中でペロリンコ
そのあとは
スヤスヤと眠り始めましたグッスリです。
宝物が帰って来ました。
私も安心して、なんと、到着まで眠ってしまいました。
4泊5日・・・ちょっと長かったかしら?
「来年は沖縄キャンプに行くんだよ」って言ったら
「ママと一緒じゃなきゃイヤだ」って。
自立するかなぁ~って思ってたのに
ますます甘えんぼさん???
ま、それもあと2~3年のことでしょうね。
とにかく、けがもせず、元気に帰ってきて
よかったよかった・・・
あと5日で夏休みも終わります。
小学校3年生、9歳の夏
大人になって想い出してほしいな。